告白する相手を間違えました
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
矢巾君と付き合うようになってから……正確には違うと思っているけれど、色々と見えてくるものがあった。
矢巾君には兄と弟がいる男兄弟。
その反動で女子生徒に絡んでいたため、チャラいイメージがあるみたいだけれど、別にモテるワケではない。
そのため、女性関係のいざこざやしがらみはない。
だから、私と付き合うようになってからは、女子生徒にちょっかいをかけなくなったらしい。
あくまでらしいだけど。
だって、私はその場面を目撃したことないもの。
矢巾君って意外と良い人……?
そんなことを考えながら授業の準備をしていると、
「あれ、英語の教科書がない……」
そうだ、せっかくだから矢巾君に教科書を借りるついでに、クラスでどんな様子なのか見に行こう。
早速5組の教室を覗き込むと、矢巾君は男友達と談笑していた。
「矢巾君!」
入口から呼びかけると、矢巾君は直ぐに気が付いて駆け寄ってきてくれた。
「珍しいね、どうしたの?」
「英語の教科書を借りたくて」
「ごめん、今日英語の授業なくて」
「そっか……」
残念、他のクラスを当たろうかな。
そう思っていると、
「待って、他に持っているやついるか聞いてくるから」
「いいの?!」
わざわざ私の為に。
こう言うところが優しい。
矢巾君は早速先程まで談笑していた友達に英語の教科書を持っていないか聞いてくれた。
待っていると、
「何々、●●ちゃん困っているの?」
「矢野君……っ!」
一番に応えてくれたのは矢野君だった。
そう言えば、同じクラス。
むしろ、同じクラスだったからこそ手紙を入れ間違えた。
「俺ので良ければ使って」
そう言って矢野君は快く教科書を貸してくれた。
「あ、ありがとう」
矢野君の教科書……。
今頃、告白が成功していたら、私は彼と付き合っていたのかな。
先程までは矢巾君の優しさにときめいていたのに、今は矢野君のことで頭がいっぱい。
矢巾君が今どんな表情をしているのか。
それすらも見る余裕がないくらいに釘付け。
ああ、私って本当に薄情だ。
「終わったら直ぐに返すね」
「ゆっくりでいいから」
やっぱり私は矢野君のことが好き。
矢巾君には申し訳ないけれど、頃合いを見てちゃんと伝えないと。
そう決心して、私は自分の教室へと戻った。
矢巾君には兄と弟がいる男兄弟。
その反動で女子生徒に絡んでいたため、チャラいイメージがあるみたいだけれど、別にモテるワケではない。
そのため、女性関係のいざこざやしがらみはない。
だから、私と付き合うようになってからは、女子生徒にちょっかいをかけなくなったらしい。
あくまでらしいだけど。
だって、私はその場面を目撃したことないもの。
矢巾君って意外と良い人……?
そんなことを考えながら授業の準備をしていると、
「あれ、英語の教科書がない……」
そうだ、せっかくだから矢巾君に教科書を借りるついでに、クラスでどんな様子なのか見に行こう。
早速5組の教室を覗き込むと、矢巾君は男友達と談笑していた。
「矢巾君!」
入口から呼びかけると、矢巾君は直ぐに気が付いて駆け寄ってきてくれた。
「珍しいね、どうしたの?」
「英語の教科書を借りたくて」
「ごめん、今日英語の授業なくて」
「そっか……」
残念、他のクラスを当たろうかな。
そう思っていると、
「待って、他に持っているやついるか聞いてくるから」
「いいの?!」
わざわざ私の為に。
こう言うところが優しい。
矢巾君は早速先程まで談笑していた友達に英語の教科書を持っていないか聞いてくれた。
待っていると、
「何々、●●ちゃん困っているの?」
「矢野君……っ!」
一番に応えてくれたのは矢野君だった。
そう言えば、同じクラス。
むしろ、同じクラスだったからこそ手紙を入れ間違えた。
「俺ので良ければ使って」
そう言って矢野君は快く教科書を貸してくれた。
「あ、ありがとう」
矢野君の教科書……。
今頃、告白が成功していたら、私は彼と付き合っていたのかな。
先程までは矢巾君の優しさにときめいていたのに、今は矢野君のことで頭がいっぱい。
矢巾君が今どんな表情をしているのか。
それすらも見る余裕がないくらいに釘付け。
ああ、私って本当に薄情だ。
「終わったら直ぐに返すね」
「ゆっくりでいいから」
やっぱり私は矢野君のことが好き。
矢巾君には申し訳ないけれど、頃合いを見てちゃんと伝えないと。
そう決心して、私は自分の教室へと戻った。
