告白する相手を間違えました
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荷物を取りに教室へ戻ると、友達のミズキちゃんがいた。
「まだ残っていたんだね」
「さっき補習終わったところなのー!」
もうクタクタ、と机に突っ伏したミズキちゃん。
そうだ、彼女なら矢巾君のことを知っているかもしれない。
「ねえ、ミズキちゃん」
「んー、何?」
「ミズキちゃんって矢巾君のこと知ってる?」
「矢巾って矢巾秀?」
「多分そう」
そう言えば下の名前、知らないや。
「●●、もしかして矢巾に気があるの?」
「あ、いや、そんなんじゃ……」
むしろ間違えて告白して付き合うことになっただなんて言えない。
「それならいいんだけど、矢巾は止めておきなよ。あいつチャラいからさ」
「チャラい……」
「可愛い子を見かけるとすぐに声をかけるし、この間も他校との練習試合でマネージャーさんを口説こうとしたって話を聞いたよ」
「そ、そうなんだ。あはは」
矢巾君ってひょっとして付き合えるなら誰でも良くてオッケーしたのかな。
「バレー部の見学に行ってみる?」
「バレー部?」
なんで急にバレー部の話が出てきたの?
「知らないの?矢巾ってバレー部だよ」
そのまさかで、知らなかった。
下の名前のときもそうだけど、本当に私って矢巾君のことを何も知らないんだ。
「行ったら邪魔にならないかな?」
「3年生の主将がイケメンでね、そのファンの子たちで溢れているから、今さら私たちが行ったところで変わらないよ」
「そっかー。それなら、行ってみようかな」
矢巾君の部活姿。
ミズキちゃんには申し訳ないけれど、矢巾君がチャラいなんて信じられなかった。
この目で確かめたい。
だって、あの京谷君にも部活へ行くように促していたから。
「まだ残っていたんだね」
「さっき補習終わったところなのー!」
もうクタクタ、と机に突っ伏したミズキちゃん。
そうだ、彼女なら矢巾君のことを知っているかもしれない。
「ねえ、ミズキちゃん」
「んー、何?」
「ミズキちゃんって矢巾君のこと知ってる?」
「矢巾って矢巾秀?」
「多分そう」
そう言えば下の名前、知らないや。
「●●、もしかして矢巾に気があるの?」
「あ、いや、そんなんじゃ……」
むしろ間違えて告白して付き合うことになっただなんて言えない。
「それならいいんだけど、矢巾は止めておきなよ。あいつチャラいからさ」
「チャラい……」
「可愛い子を見かけるとすぐに声をかけるし、この間も他校との練習試合でマネージャーさんを口説こうとしたって話を聞いたよ」
「そ、そうなんだ。あはは」
矢巾君ってひょっとして付き合えるなら誰でも良くてオッケーしたのかな。
「バレー部の見学に行ってみる?」
「バレー部?」
なんで急にバレー部の話が出てきたの?
「知らないの?矢巾ってバレー部だよ」
そのまさかで、知らなかった。
下の名前のときもそうだけど、本当に私って矢巾君のことを何も知らないんだ。
「行ったら邪魔にならないかな?」
「3年生の主将がイケメンでね、そのファンの子たちで溢れているから、今さら私たちが行ったところで変わらないよ」
「そっかー。それなら、行ってみようかな」
矢巾君の部活姿。
ミズキちゃんには申し訳ないけれど、矢巾君がチャラいなんて信じられなかった。
この目で確かめたい。
だって、あの京谷君にも部活へ行くように促していたから。