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期末テストの週間に入り、部活が休みとなった。
授業後は、いつもより時間に余裕ができる。
私はその時間に、決まって市の中央図書館で勉強をすることにしている。
わざわざ図書館まで足を運ぶのは、学校の図書室だと他の生徒も利用していて、集中ができないから。
それに、中学のときにも受験勉強でお世話になったため、私にとっては落ち着く場所なのだ。
こんな風に勉強熱心な姿勢をアピールすると、まるで白鳥沢学園を外部受験で突破した、秀才のように思われるかもしれない。
だけど、全くそんなことはない。
私はただ、付属の中等部からエスカレーター式で高校に上がった組だから。
スポーツ推薦組と比べても、学力が劣っている可能性だってある。
だからこそ、人一倍、この期間に挽回しなければならないという焦りがあった。
参考書と格闘し、マーカーを引く。
だけど、悲しいかな、努力と成果は比例しない。
特に暗記科目は、やればやるほど不安だけが積み重なっていく気がした。
これは帰ってからも徹夜コース確定だな……。
ここ最近の追い込みのせいで、慢性的な寝不足だ。
そのせいで、天気とは関係なく、頭の奥で鈍い痛みが主張を始めている。
今の状態で白布君に天気を聞かれても、答えられる自信がない。
だって、この頭痛は自分の生活の乱れから来ているのだから。
「……っ」
私は無意識に眉間を指で押さえつけた。
次に、こめかみを指圧するように揉みほぐす。
「……」
駄目だ、全然痛みが引かない。
ここは飲食禁止のスペースだ。
鎮痛剤を飲むには、一度席を立たなければならない。
私は諦めて、マーカーが引かれた参考書をそっと鞄にしまい直した。
……。
…………。
休憩スペースは、自動販売機が数台と、古びた横長の椅子が申し訳程度に設置されているだけだ。
私はその椅子に腰掛け、鞄から真っ先に鎮痛剤と水筒を取り出した。
慣れた手付きで薬の入った箱の蓋を開けて、中を覗き込む。
「あれ……」
薬箱の中には、白い錠剤がたった2錠しか残っていなかった。
「もう……」
声に出してため息が漏れる。
帰りにドラッグストアに行かないと……。
頭痛さえなければ、買いに行く時間も勉強にあてられるのに。
「はぁ〜」
二度目の大きなため息が出る。
私は、このたるんだ気持ちを引き締めるために、両頬を軽くパンと叩いた。
「よしっ!」
もうひと頑張り。
私は鎮痛剤を口に含み、素早く水筒のお茶で流し込んだ。
休憩を終えた後、勉強を再開した。
だけど、ドラッグストアへ行くために、いつもより早めに図書館を後にした。
授業後は、いつもより時間に余裕ができる。
私はその時間に、決まって市の中央図書館で勉強をすることにしている。
わざわざ図書館まで足を運ぶのは、学校の図書室だと他の生徒も利用していて、集中ができないから。
それに、中学のときにも受験勉強でお世話になったため、私にとっては落ち着く場所なのだ。
こんな風に勉強熱心な姿勢をアピールすると、まるで白鳥沢学園を外部受験で突破した、秀才のように思われるかもしれない。
だけど、全くそんなことはない。
私はただ、付属の中等部からエスカレーター式で高校に上がった組だから。
スポーツ推薦組と比べても、学力が劣っている可能性だってある。
だからこそ、人一倍、この期間に挽回しなければならないという焦りがあった。
参考書と格闘し、マーカーを引く。
だけど、悲しいかな、努力と成果は比例しない。
特に暗記科目は、やればやるほど不安だけが積み重なっていく気がした。
これは帰ってからも徹夜コース確定だな……。
ここ最近の追い込みのせいで、慢性的な寝不足だ。
そのせいで、天気とは関係なく、頭の奥で鈍い痛みが主張を始めている。
今の状態で白布君に天気を聞かれても、答えられる自信がない。
だって、この頭痛は自分の生活の乱れから来ているのだから。
「……っ」
私は無意識に眉間を指で押さえつけた。
次に、こめかみを指圧するように揉みほぐす。
「……」
駄目だ、全然痛みが引かない。
ここは飲食禁止のスペースだ。
鎮痛剤を飲むには、一度席を立たなければならない。
私は諦めて、マーカーが引かれた参考書をそっと鞄にしまい直した。
……。
…………。
休憩スペースは、自動販売機が数台と、古びた横長の椅子が申し訳程度に設置されているだけだ。
私はその椅子に腰掛け、鞄から真っ先に鎮痛剤と水筒を取り出した。
慣れた手付きで薬の入った箱の蓋を開けて、中を覗き込む。
「あれ……」
薬箱の中には、白い錠剤がたった2錠しか残っていなかった。
「もう……」
声に出してため息が漏れる。
帰りにドラッグストアに行かないと……。
頭痛さえなければ、買いに行く時間も勉強にあてられるのに。
「はぁ〜」
二度目の大きなため息が出る。
私は、このたるんだ気持ちを引き締めるために、両頬を軽くパンと叩いた。
「よしっ!」
もうひと頑張り。
私は鎮痛剤を口に含み、素早く水筒のお茶で流し込んだ。
休憩を終えた後、勉強を再開した。
だけど、ドラッグストアへ行くために、いつもより早めに図書館を後にした。
