巡り合わせ
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ーーおまけ(松川side)ーー
高校の時に好きだったやつと再会した。
場所は葬式会場なんて、ロマンの欠片もないところだけど。
泣き腫らしたであろうその顔は、どこか腫れぼったい顔だったけれど、当時の面影も残しつつ大人の女性になっていて、諦めた恋心と言うやつが蘇った気分になった。
どうにか引き止めたい。
今の俺は思いを伝えられなかったあの頃の俺じゃない。
遊びに誘うと、毎回嬉しそうにしてくれた◯◯。
最初こそ彼女も満更じゃないと思っていた。
それなのに、徐々に暗くなっていく彼女の表情。
喜んでくれているなんて俺の勘違いだったのでは。
そう思うようになってから、彼女からの連絡を見れなくなった。
その話を高校の頃のチームメイトだった花巻に相談すべく、バーへ誘った。
「久しぶりに呼び出したと思ったら、松川お前……格好悪くなったな」
花巻は頼んだカクテルを飲みながら俺に説教をする。
俺が……格好悪い?
確かにそうか、俺、格好悪いよな。
あの頃の俺じゃないって意気込んでおいて。
「高校卒業の時も同窓会の時もメソメソしてたの忘れたのか?」
「メソメソはしていない」
「とにかく、引き下がるにしても無言はダメだろ。どうせならもう1回当たって砕けてこいよ!」
ははは、まさか花巻にここまで言われるとは。
「ありがとうな」
「おう、またなんかあったら俺になんでも相談しろよ?」
花巻には感謝するけど、上から目線なのが癪に触る。
少しだけ意地悪するか。
「ところで転職活動は順調か?」
「うっ……。まあ、俺くらいの人材、引く手数多だから、選り好みしてるっつーか?」
「花巻、格好悪いな」
お返しのセリフも忘れずに添えて。
高校の時に好きだったやつと再会した。
場所は葬式会場なんて、ロマンの欠片もないところだけど。
泣き腫らしたであろうその顔は、どこか腫れぼったい顔だったけれど、当時の面影も残しつつ大人の女性になっていて、諦めた恋心と言うやつが蘇った気分になった。
どうにか引き止めたい。
今の俺は思いを伝えられなかったあの頃の俺じゃない。
遊びに誘うと、毎回嬉しそうにしてくれた◯◯。
最初こそ彼女も満更じゃないと思っていた。
それなのに、徐々に暗くなっていく彼女の表情。
喜んでくれているなんて俺の勘違いだったのでは。
そう思うようになってから、彼女からの連絡を見れなくなった。
その話を高校の頃のチームメイトだった花巻に相談すべく、バーへ誘った。
「久しぶりに呼び出したと思ったら、松川お前……格好悪くなったな」
花巻は頼んだカクテルを飲みながら俺に説教をする。
俺が……格好悪い?
確かにそうか、俺、格好悪いよな。
あの頃の俺じゃないって意気込んでおいて。
「高校卒業の時も同窓会の時もメソメソしてたの忘れたのか?」
「メソメソはしていない」
「とにかく、引き下がるにしても無言はダメだろ。どうせならもう1回当たって砕けてこいよ!」
ははは、まさか花巻にここまで言われるとは。
「ありがとうな」
「おう、またなんかあったら俺になんでも相談しろよ?」
花巻には感謝するけど、上から目線なのが癪に触る。
少しだけ意地悪するか。
「ところで転職活動は順調か?」
「うっ……。まあ、俺くらいの人材、引く手数多だから、選り好みしてるっつーか?」
「花巻、格好悪いな」
お返しのセリフも忘れずに添えて。
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