スボラでも愛して
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帰りの車の中は静かだった。
行きよりも長く感じた帰路。
「着いたよ」
「……」
赤葦君から聞いた家の近くに着いても、一向に降りる気配がなかった。
「赤葦君?」
「●●さん、俺は本気です」
俯いていた赤葦君が顔を上げた。
「後5年待ってください。社会人になったら俺と結婚してください。」
「その頃には私、アラサーなんだけど」
「責任取ります」
「掃除も料理も苦手だけど」
「構いません」
「アラサーの恋愛は重たいよ」
「その方が助かります」
「やっぱり赤葦君は変人だ。そこまで言われたら、こちらこそよろしくお願いします」
ちょっと照れ臭いなと頬を掻いていると、急に赤葦君の顔が近付いてきた。
チュッ
「今日はこれだけにしておきます。おやすみなさい」
そう言って赤葦君は車から降りた。
え、今キスされた?
キスなんて慣れていると思っていたのに、自分の顔が赤くなっているのが分かった。
ーーFinーー
行きよりも長く感じた帰路。
「着いたよ」
「……」
赤葦君から聞いた家の近くに着いても、一向に降りる気配がなかった。
「赤葦君?」
「●●さん、俺は本気です」
俯いていた赤葦君が顔を上げた。
「後5年待ってください。社会人になったら俺と結婚してください。」
「その頃には私、アラサーなんだけど」
「責任取ります」
「掃除も料理も苦手だけど」
「構いません」
「アラサーの恋愛は重たいよ」
「その方が助かります」
「やっぱり赤葦君は変人だ。そこまで言われたら、こちらこそよろしくお願いします」
ちょっと照れ臭いなと頬を掻いていると、急に赤葦君の顔が近付いてきた。
チュッ
「今日はこれだけにしておきます。おやすみなさい」
そう言って赤葦君は車から降りた。
え、今キスされた?
キスなんて慣れていると思っていたのに、自分の顔が赤くなっているのが分かった。
ーーFinーー
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