スボラでも愛して
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「少し待ってて」
本当ならシャワーでも浴びて行ってと言いたいところだけど、散らかった家に入れるわけにもいかず、ましてや未成年。
無難に玄関前で待ってもらった。
えーっとタオルはどこだっけ。
部屋が汚すぎて綺麗なタオル探すのに手間取った。
「お待たせ」
玄関を開けると赤葦君は腕を擦って待っていた。
せめて中で待ってもらえばよかったか。
でも、部屋が……。
本当に申し訳ない。
「はい、傘とタオル。良かったら使って」
「ありがとうございます」
男子高校生が使うには少し可愛いデザインの傘だけれど、ないよりかはマシだろう。
赤葦君はしばらく傘を見つめてから口を開いた。
「明日は仕事休みですか?」
「え、うん。そうだけど」
「午前中に返しにいきます。失礼します」
ペコリと会釈すると帰って行った。
え、返しに来る?……部屋の掃除しないと!
でも、今日はもう疲れたから明日の朝でいいか。
そもそも、玄関先で受け取れば問題ないよね。
何だかんだ雨に濡れて私も身体が冷えている。
びちゃびちゃになった仕事鞄を投げ捨てスーツを脱ぎ散らかし、お風呂場へ向かった。
赤葦君は無事に帰れたかな?
風邪引かないといいけど。
本当ならシャワーでも浴びて行ってと言いたいところだけど、散らかった家に入れるわけにもいかず、ましてや未成年。
無難に玄関前で待ってもらった。
えーっとタオルはどこだっけ。
部屋が汚すぎて綺麗なタオル探すのに手間取った。
「お待たせ」
玄関を開けると赤葦君は腕を擦って待っていた。
せめて中で待ってもらえばよかったか。
でも、部屋が……。
本当に申し訳ない。
「はい、傘とタオル。良かったら使って」
「ありがとうございます」
男子高校生が使うには少し可愛いデザインの傘だけれど、ないよりかはマシだろう。
赤葦君はしばらく傘を見つめてから口を開いた。
「明日は仕事休みですか?」
「え、うん。そうだけど」
「午前中に返しにいきます。失礼します」
ペコリと会釈すると帰って行った。
え、返しに来る?……部屋の掃除しないと!
でも、今日はもう疲れたから明日の朝でいいか。
そもそも、玄関先で受け取れば問題ないよね。
何だかんだ雨に濡れて私も身体が冷えている。
びちゃびちゃになった仕事鞄を投げ捨てスーツを脱ぎ散らかし、お風呂場へ向かった。
赤葦君は無事に帰れたかな?
風邪引かないといいけど。