見てくれるその日まで
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「京治ありがとうね」
心地良い余韻に浸りながら、お礼を言った。
「ずたぼろになっていたのに京治がいてくれたから、今は全然落ち込んでいないの」
私の心は晴れやかだった。
「それなら良かったです。もしもまた落ち込むことがあったら、いつでも慰めますから」
「ふふふ、京治って意外とあざといね」
素早く私の気持ちを汲み取り、すんなり弱った心に入ってきちゃうんだもの。
それに性には興味ないような澄まし顔なのに、ちゃっかり男の部分を見せつけられた。
まるで羊の皮を被った狼だ。
「そうですか?変だとは良く言われますけど」
本人はそんな自覚がないのか、首を傾げている。
ーーーー
後日、私はコースケと正式にお別れをした。
私も多少なりとも後ろめたいことがあったから、彼の浮気は特に問い詰めず。
ちなみに京治とはお付き合いをしていない。
だけど、心の整理ができたら返事をするから。
それまで待っていてくれる?
ちゃんと“私も好きです”って言うから。
ーーFinーー
心地良い余韻に浸りながら、お礼を言った。
「ずたぼろになっていたのに京治がいてくれたから、今は全然落ち込んでいないの」
私の心は晴れやかだった。
「それなら良かったです。もしもまた落ち込むことがあったら、いつでも慰めますから」
「ふふふ、京治って意外とあざといね」
素早く私の気持ちを汲み取り、すんなり弱った心に入ってきちゃうんだもの。
それに性には興味ないような澄まし顔なのに、ちゃっかり男の部分を見せつけられた。
まるで羊の皮を被った狼だ。
「そうですか?変だとは良く言われますけど」
本人はそんな自覚がないのか、首を傾げている。
ーーーー
後日、私はコースケと正式にお別れをした。
私も多少なりとも後ろめたいことがあったから、彼の浮気は特に問い詰めず。
ちなみに京治とはお付き合いをしていない。
だけど、心の整理ができたら返事をするから。
それまで待っていてくれる?
ちゃんと“私も好きです”って言うから。
ーーFinーー