英の本気が見たい
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目を開けると、ベッドに横になっていた。
家に冷えピタがないから、おでこには濡れたタオルが。
まだ冷たい。
定期的に濡らして替えてくれたのかな?
タオルを取って起き上がろうとしたら、
「まだ寝てろって」
英に肩を押さえられて起き上がれなかった。
「英……」
「床と鍋は適当に片付けたけど、こだわりがあるなら言って」
そう言えば放置していたんだった。
こだわりなんてないよ。
「ありがとう」
「あと、ケーキは冷蔵庫に戻したけど、俺の分は我慢できなくて先に食べた」
「ふふっ、いいよ別に」
「他にしてほしいことある?」
「うーん……痛み止め切らしてるかも」
「あとは?」
「大丈夫」
「分かった。買ってくるから寝てろよ。絶対に起き上がるなよ」
そう強く念押しした英は買い出しに行った。
絶対と言われると余計に動きたくなる。
取り敢えず部屋着に着替えようかな。
「部屋着、部屋着……」
タンスから部屋着を引っ張り出して、再度ベッドへと戻った。
服を脱ぐと思ったより汗をかいていた。
先にシャワーを浴びたい。
でも、絶対に浴びている間に英帰ってきそうだし。
そもそも部屋着に着替える段階で起き上がったことがバレちゃうし。
あ、そう言えば夜ご飯どうしよう。
一応材料はあるけど、英って料理できるのかな?
回らない頭でそんなことを考えていると、シャワーどころか着替えている途中で英が帰ってきた。
「………」
「おかえり、英……あはは」
無言の圧に気まずくなり、苦笑い。
「寝てろって言ったよな。しかもその格好……」
「えっとこれは……汗かいちゃって」
慌てて、部屋着で上半身を隠した。
「はぁー………分かった。身体拭いてやるから待ってろよ」
ため息一つ吐いた英は脱衣所に向かったかと思いきや、桶にぬるま湯を入れて持ってきてくれた。
「ほら、後ろ向いて」
「ありがとう」
丁寧、かつ優しく私の背中から順に拭いてくれる英。
「なんか、恥ずかしいね」
「昔は一緒に風呂入ったことあるだろ」
「そうだけど……」
お泊りは何も思わないけど、お風呂はさすがにもう一緒に入れないよ。
サッパリした私は部屋着に着替え直して、ベッドに入った。
家に冷えピタがないから、おでこには濡れたタオルが。
まだ冷たい。
定期的に濡らして替えてくれたのかな?
タオルを取って起き上がろうとしたら、
「まだ寝てろって」
英に肩を押さえられて起き上がれなかった。
「英……」
「床と鍋は適当に片付けたけど、こだわりがあるなら言って」
そう言えば放置していたんだった。
こだわりなんてないよ。
「ありがとう」
「あと、ケーキは冷蔵庫に戻したけど、俺の分は我慢できなくて先に食べた」
「ふふっ、いいよ別に」
「他にしてほしいことある?」
「うーん……痛み止め切らしてるかも」
「あとは?」
「大丈夫」
「分かった。買ってくるから寝てろよ。絶対に起き上がるなよ」
そう強く念押しした英は買い出しに行った。
絶対と言われると余計に動きたくなる。
取り敢えず部屋着に着替えようかな。
「部屋着、部屋着……」
タンスから部屋着を引っ張り出して、再度ベッドへと戻った。
服を脱ぐと思ったより汗をかいていた。
先にシャワーを浴びたい。
でも、絶対に浴びている間に英帰ってきそうだし。
そもそも部屋着に着替える段階で起き上がったことがバレちゃうし。
あ、そう言えば夜ご飯どうしよう。
一応材料はあるけど、英って料理できるのかな?
回らない頭でそんなことを考えていると、シャワーどころか着替えている途中で英が帰ってきた。
「………」
「おかえり、英……あはは」
無言の圧に気まずくなり、苦笑い。
「寝てろって言ったよな。しかもその格好……」
「えっとこれは……汗かいちゃって」
慌てて、部屋着で上半身を隠した。
「はぁー………分かった。身体拭いてやるから待ってろよ」
ため息一つ吐いた英は脱衣所に向かったかと思いきや、桶にぬるま湯を入れて持ってきてくれた。
「ほら、後ろ向いて」
「ありがとう」
丁寧、かつ優しく私の背中から順に拭いてくれる英。
「なんか、恥ずかしいね」
「昔は一緒に風呂入ったことあるだろ」
「そうだけど……」
お泊りは何も思わないけど、お風呂はさすがにもう一緒に入れないよ。
サッパリした私は部屋着に着替え直して、ベッドに入った。