英の本気が見たい
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ーー国見sideーー
●●がケーキの用意をしてくれている間、俺はソワソワした気分を落ち着かせるために置いてあったクッションに顔を埋めた。
「スー………」
●●の匂いだ……。
さっきはあんな言い方しか出来なかったけれど、部屋は綺麗だし、他の男を連れ込んでいる形跡もない。
それに嫌そうな顔をしていた割にはちゃんと俺の好きな塩キャラメルのケーキも用意してくれていた。
そう言うところが本当に好き。
そんな思いにふけっていると、キッチンの方から●●の小さな悲鳴と何かが落ちた音がした。
大方、お湯でもこぼしたのだろう。
俺はヤレヤレと思いながらキッチンへの扉を開けた。
しかし、俺が思っていたより事態は深刻らしく、そこにはうずくまっている●●の姿と、水浸しの床に鍋が転がっていた。
「●●……?」
「………っ」
呼びかけたが●●は相変わらずうずくまったまま。
「大丈夫か?」
急いで駆け付け、●●を支えるために触れると身体が熱かった。
お湯がかかったからとかではなく、これは確実に熱がある。
「いつから具合悪いの?」
「えーっと……英が来たときにはちょっと頭痛いかなー程度だったんだけどね。ごめんね、すぐに片付けるから」
「いいから」
「でも……」
「寝てろって」
こんな状態の●●に片付けなんてさせるわけないだろ。
それに、体調が悪いなら最初から言えよ。
分かっていたらあんなガキみたいなこと言わなかったのに。
ひとまず俺は●●を抱きかかえてベッドへと運んだ。
途中で重いから下ろしてなんて言われたけど、そんなこと思っていないから、黙って運ばれておけよ。
本当に世話が焼ける幼馴染なんだから。
●●がケーキの用意をしてくれている間、俺はソワソワした気分を落ち着かせるために置いてあったクッションに顔を埋めた。
「スー………」
●●の匂いだ……。
さっきはあんな言い方しか出来なかったけれど、部屋は綺麗だし、他の男を連れ込んでいる形跡もない。
それに嫌そうな顔をしていた割にはちゃんと俺の好きな塩キャラメルのケーキも用意してくれていた。
そう言うところが本当に好き。
そんな思いにふけっていると、キッチンの方から●●の小さな悲鳴と何かが落ちた音がした。
大方、お湯でもこぼしたのだろう。
俺はヤレヤレと思いながらキッチンへの扉を開けた。
しかし、俺が思っていたより事態は深刻らしく、そこにはうずくまっている●●の姿と、水浸しの床に鍋が転がっていた。
「●●……?」
「………っ」
呼びかけたが●●は相変わらずうずくまったまま。
「大丈夫か?」
急いで駆け付け、●●を支えるために触れると身体が熱かった。
お湯がかかったからとかではなく、これは確実に熱がある。
「いつから具合悪いの?」
「えーっと……英が来たときにはちょっと頭痛いかなー程度だったんだけどね。ごめんね、すぐに片付けるから」
「いいから」
「でも……」
「寝てろって」
こんな状態の●●に片付けなんてさせるわけないだろ。
それに、体調が悪いなら最初から言えよ。
分かっていたらあんなガキみたいなこと言わなかったのに。
ひとまず俺は●●を抱きかかえてベッドへと運んだ。
途中で重いから下ろしてなんて言われたけど、そんなこと思っていないから、黙って運ばれておけよ。
本当に世話が焼ける幼馴染なんだから。