英の本気が見たい
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今日のお昼過ぎ、英が泊まりに来る。
確かに泊まりに来ていいとは言ったけども、本当に来るとは。
しかも、前日の金曜日に連絡をしてくるってどう言うこと?!
玄関のドアを開けると、遅いと言わんばかりの顔の英。
「せっかく泊まりに来たのに何、その顔。嫌なの?」
「別にそんなんじゃないよ」
ただ、急だったから。
こっちだって準備もあるし。
そのせいか、心なしか頭が痛い。
「ふーん。まあ、いいけどね」
私の心の声が漏れたのかと思ったけど、英は気にせずに荷物を部屋の隅にドカッと置いた。
辺りを一周見渡すと、
「思ったより綺麗にしているじゃん」
と、上から目線の感想を。
だけど私は英より大人。
こんなことでは言い返さない。
「それはどーも」
と、軽くあしらった。
「それより、俺は客人なんだからもてなしてよ」
「……はぁ?」
訂正。大人でも腹は立つ。
「せっかく英が好きそうな塩キャラメルのケーキを用意したのに、そんな言い方するなら私が一人で食べるよ?」
「デブ……」
「今何か言った?」
「別に」
本当に生意気な幼馴染なんだから。
「まあ、いいわ。用意するから適当に座ってて」
リビング兼寝室から廊下に繋がる扉を開けると、そこにはよくある一人暮らし用の小さなキッチンが。
コーヒーを淹れるために鍋でお湯を沸かしている間に、冷蔵庫からケーキを取り出しお皿に置いた。
コップにコーヒーの粉を入れて、後はお湯が湧くのを待つのみ。
鍋からは小さな気泡が上がってきた。
あと少しで沸騰する。
それにしても、先程よりも頭痛が酷くなってきたかも。
痛み止め、どこにしまっていたっけ。
そうこうしている間にお湯が湧いた。
私はコンロの火を消して鍋の取っ手に手をかけた。
しかし、よそ事を考えていたせいか、はたまた頭痛のせいか、コップにお湯を注ごうとしたときにフラついて鍋を落としてしまった。
ガシャンッ!! バシャッ!!
「熱っ!!」
床は水浸しだし、鍋を落としたせいで床は傷付いたし最悪。
早く片付けないと。
だけど、頭が痛すぎて立てない。
確かに泊まりに来ていいとは言ったけども、本当に来るとは。
しかも、前日の金曜日に連絡をしてくるってどう言うこと?!
玄関のドアを開けると、遅いと言わんばかりの顔の英。
「せっかく泊まりに来たのに何、その顔。嫌なの?」
「別にそんなんじゃないよ」
ただ、急だったから。
こっちだって準備もあるし。
そのせいか、心なしか頭が痛い。
「ふーん。まあ、いいけどね」
私の心の声が漏れたのかと思ったけど、英は気にせずに荷物を部屋の隅にドカッと置いた。
辺りを一周見渡すと、
「思ったより綺麗にしているじゃん」
と、上から目線の感想を。
だけど私は英より大人。
こんなことでは言い返さない。
「それはどーも」
と、軽くあしらった。
「それより、俺は客人なんだからもてなしてよ」
「……はぁ?」
訂正。大人でも腹は立つ。
「せっかく英が好きそうな塩キャラメルのケーキを用意したのに、そんな言い方するなら私が一人で食べるよ?」
「デブ……」
「今何か言った?」
「別に」
本当に生意気な幼馴染なんだから。
「まあ、いいわ。用意するから適当に座ってて」
リビング兼寝室から廊下に繋がる扉を開けると、そこにはよくある一人暮らし用の小さなキッチンが。
コーヒーを淹れるために鍋でお湯を沸かしている間に、冷蔵庫からケーキを取り出しお皿に置いた。
コップにコーヒーの粉を入れて、後はお湯が湧くのを待つのみ。
鍋からは小さな気泡が上がってきた。
あと少しで沸騰する。
それにしても、先程よりも頭痛が酷くなってきたかも。
痛み止め、どこにしまっていたっけ。
そうこうしている間にお湯が湧いた。
私はコンロの火を消して鍋の取っ手に手をかけた。
しかし、よそ事を考えていたせいか、はたまた頭痛のせいか、コップにお湯を注ごうとしたときにフラついて鍋を落としてしまった。
ガシャンッ!! バシャッ!!
「熱っ!!」
床は水浸しだし、鍋を落としたせいで床は傷付いたし最悪。
早く片付けないと。
だけど、頭が痛すぎて立てない。