ひと冬の恋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーー金田一sideーー
国見と◯◯さんの姿が見えなくなると、俺は佐藤さんの方へと向き直った。
「あんなんで良かったのか?」
「もちろんよ!そうでもしないとあの2人は進展しないでしょ」
遡ること数時間前。
スキー場で佐藤さんと合流した俺は、彼女からとんでもない提案をされた。
“私のことを名前で呼んでくれない?“
その提案の意図が分からず、直ぐに返事が出来なかった。
でも、どうやら佐藤さんは◯◯さんと国見をくっつけたいようだ。
これは◯◯さんの意思ではなく、佐藤さんのお節介。
だけど、長年◯◯さんと一緒にいる佐藤さん曰く、◯◯さんは国見に気があるらしい。
俺としても国見がそこまで◯◯さんに入れ込んでいるとは思えなかったけれど、面白そうだったから彼女の案に乗ることにした。
作戦はこうだ。
仲良くしている俺たちを見せつけて●●さんを焦らせる。
そのついでに可能であれば国見も挑発する。
失敗しないか不安だったけれど、実際やってみると意外にも成功した。
◯◯さんを連れ去る国見のあの顔と来たら、まんざらでもないのかもしれない。
それにしても、
「恋か……」
今までバレーボールに明け暮れていた俺にとって、恋とは程遠い存在だと思っていた。
だけど、こうして身近にいた国見にその片鱗が見えると、恋とは案外近くにあるものなのかもしれない。
そんな思いに耽っていると、佐藤さんがとんでもない事を言ってきた。
「私たちも本当に付き合っちゃう?」
「え!?」
自分でも驚くほど大きな声が出た。
俺と佐藤さんが付き合う……?
佐藤さんは俺のことを好きなのか?
ついに俺にも春が来る?
彼女と付き合ったらどんなデートをするんだろう。
いやいや、まだ付き合っていないし。
そもそも、俺たちは出会って2日しか経っていない。
ここはゆっくりとお互いのことを知ってから……。
そんな期待と動揺で感情がごちゃ混ぜになっていると、
「冗談よ」
彼女の口から無慈悲な言葉が出た。
期待した自分が馬鹿みたいだ。
彼女の悪戯っぽい笑顔から察するに、俺は完全に彼女の手のひらで転がされている。
ほんと、佐藤さんには敵わないな……。
国見と◯◯さんの姿が見えなくなると、俺は佐藤さんの方へと向き直った。
「あんなんで良かったのか?」
「もちろんよ!そうでもしないとあの2人は進展しないでしょ」
遡ること数時間前。
スキー場で佐藤さんと合流した俺は、彼女からとんでもない提案をされた。
“私のことを名前で呼んでくれない?“
その提案の意図が分からず、直ぐに返事が出来なかった。
でも、どうやら佐藤さんは◯◯さんと国見をくっつけたいようだ。
これは◯◯さんの意思ではなく、佐藤さんのお節介。
だけど、長年◯◯さんと一緒にいる佐藤さん曰く、◯◯さんは国見に気があるらしい。
俺としても国見がそこまで◯◯さんに入れ込んでいるとは思えなかったけれど、面白そうだったから彼女の案に乗ることにした。
作戦はこうだ。
仲良くしている俺たちを見せつけて●●さんを焦らせる。
そのついでに可能であれば国見も挑発する。
失敗しないか不安だったけれど、実際やってみると意外にも成功した。
◯◯さんを連れ去る国見のあの顔と来たら、まんざらでもないのかもしれない。
それにしても、
「恋か……」
今までバレーボールに明け暮れていた俺にとって、恋とは程遠い存在だと思っていた。
だけど、こうして身近にいた国見にその片鱗が見えると、恋とは案外近くにあるものなのかもしれない。
そんな思いに耽っていると、佐藤さんがとんでもない事を言ってきた。
「私たちも本当に付き合っちゃう?」
「え!?」
自分でも驚くほど大きな声が出た。
俺と佐藤さんが付き合う……?
佐藤さんは俺のことを好きなのか?
ついに俺にも春が来る?
彼女と付き合ったらどんなデートをするんだろう。
いやいや、まだ付き合っていないし。
そもそも、俺たちは出会って2日しか経っていない。
ここはゆっくりとお互いのことを知ってから……。
そんな期待と動揺で感情がごちゃ混ぜになっていると、
「冗談よ」
彼女の口から無慈悲な言葉が出た。
期待した自分が馬鹿みたいだ。
彼女の悪戯っぽい笑顔から察するに、俺は完全に彼女の手のひらで転がされている。
ほんと、佐藤さんには敵わないな……。
