ひと冬の恋
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卒業旅行2日目。
慣れないことをしたおかげで昨晩はぐっすり眠れた。
だけど、身体中筋肉痛でツラい。
隣を見ると、サナはまだ寝ている。
「サ〜ナ〜!起きて!」
「ん〜……」
無理やり揺すって起こすと、彼女は寝ぼけた顔で私を見た。
まだ眠そうだけれど、今日もスノーボードをやる予定だから、ちゃんと起きてもらわないと困る。
着替えを済ませ、部屋の前でお母さんたちと合流して、朝食会場へと向かった。
朝食はバイキング形式。
空いている席を確保して適当に朝食を取りに行く。
朝はやっぱりパンかな。
お皿に焼きたてのパンとぷるぷるのスクランブルエッグ、ベーコンを乗せ、最後にサラダを盛り付けたら完成。
一方サナのお皿を見ると和食で固められていた。
普段はパンだけれど、明日の朝食は和食も悪くないと思った。
「いただきます」
席に着き、朝食を食べていると、少し離れた席で国見君と金田一君、それにどちらかのご両親らしき人を見かけた。
国見君は眠そうに目を擦っていて、金田一君は相変わらず尖った頭をしている。
寝起きの様子がイメージ通りすぎて、少し笑いそうになった。
だけど、特に話しかける訳でもなく、私たちは朝食を済ませた。
1度部屋に戻り、準備を済ませた後、昨日と同じく旅館から出ているスキー場行きのバスへと乗り込む。
出発時間ギリギリのところで、
「乗りまーす!」
国見君と金田一君が息を切らしながら乗り込んできた。
「お前がいつまでも食べてるからギリギリになったんだろ」
「美味かったんだから仕方ないだろ」
どうやら原因は金田一君の食い意地らしい。
そんな言い合いを聞いていると、彼らは私たちに気が付いた。
「佐藤さんに◯◯さん!おはよっす!」
「おはよー……」
金田一君に続いて国見君も挨拶をしてくれた。
「金田一君に国見君、おはよう」
「おはよう」
2人は自然と私たちの通路を挟んだ隣の席へと座った。
バスが動きだすと、国見君と金田一君は窓側を向きながら話し始めた。
「今日は天候が荒れてるな」
「ああ、これ以上酷くならないといいけど」
言われてから私も窓の外を見ると、確かに雪が強い風に吹かれて、乱れ飛びながら降っていた。
素人の私にとって、この雪がどれほど滑りに影響を与えるのか見当もつかない。
もしかして雪崩に巻き込まれたり……。
それか遭難するとか。
そんな心配をよそに、バスはスキー場へと向かって進んでいった。
慣れないことをしたおかげで昨晩はぐっすり眠れた。
だけど、身体中筋肉痛でツラい。
隣を見ると、サナはまだ寝ている。
「サ〜ナ〜!起きて!」
「ん〜……」
無理やり揺すって起こすと、彼女は寝ぼけた顔で私を見た。
まだ眠そうだけれど、今日もスノーボードをやる予定だから、ちゃんと起きてもらわないと困る。
着替えを済ませ、部屋の前でお母さんたちと合流して、朝食会場へと向かった。
朝食はバイキング形式。
空いている席を確保して適当に朝食を取りに行く。
朝はやっぱりパンかな。
お皿に焼きたてのパンとぷるぷるのスクランブルエッグ、ベーコンを乗せ、最後にサラダを盛り付けたら完成。
一方サナのお皿を見ると和食で固められていた。
普段はパンだけれど、明日の朝食は和食も悪くないと思った。
「いただきます」
席に着き、朝食を食べていると、少し離れた席で国見君と金田一君、それにどちらかのご両親らしき人を見かけた。
国見君は眠そうに目を擦っていて、金田一君は相変わらず尖った頭をしている。
寝起きの様子がイメージ通りすぎて、少し笑いそうになった。
だけど、特に話しかける訳でもなく、私たちは朝食を済ませた。
1度部屋に戻り、準備を済ませた後、昨日と同じく旅館から出ているスキー場行きのバスへと乗り込む。
出発時間ギリギリのところで、
「乗りまーす!」
国見君と金田一君が息を切らしながら乗り込んできた。
「お前がいつまでも食べてるからギリギリになったんだろ」
「美味かったんだから仕方ないだろ」
どうやら原因は金田一君の食い意地らしい。
そんな言い合いを聞いていると、彼らは私たちに気が付いた。
「佐藤さんに◯◯さん!おはよっす!」
「おはよー……」
金田一君に続いて国見君も挨拶をしてくれた。
「金田一君に国見君、おはよう」
「おはよう」
2人は自然と私たちの通路を挟んだ隣の席へと座った。
バスが動きだすと、国見君と金田一君は窓側を向きながら話し始めた。
「今日は天候が荒れてるな」
「ああ、これ以上酷くならないといいけど」
言われてから私も窓の外を見ると、確かに雪が強い風に吹かれて、乱れ飛びながら降っていた。
素人の私にとって、この雪がどれほど滑りに影響を与えるのか見当もつかない。
もしかして雪崩に巻き込まれたり……。
それか遭難するとか。
そんな心配をよそに、バスはスキー場へと向かって進んでいった。
