教えて天喰君
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次に意識が戻ったときには病院のベッドの上にいた。
下腹部を見ると包帯がぐるぐる巻に。
やっぱり出血していたのか。
そして、すぐ隣には椅子に座りながら寝ている天喰君。
その姿はヒレは付いておらず、いつもの天喰君だった。
ずっと付き添ってくれていたのかな?
天喰君っていつもおどおどしているけど、寝ているときはネガティブオーラが消えていて、なんというか………整った顔が際立って格好良く見える。
そんな天喰君が何故私を……。
しばらく眺めていると、
「ん……っ……あ、◯◯さん。目が覚めたんだ」
「………」
「◯◯さん?」
「なんで?」
何で来てくれたの?
お礼より先に出てしまった疑問。
「え?あー、ナナミさんが教えてくれて」
「そうじゃなくて……。なんで泳ぎに特化したヒーローに任せなかったの?」
以前、天喰君が言っていたんじゃない。
“水辺の救難は俺じゃなくても専門のヒーローがいる”って。
だから魚は食べない、みたいなことを。
「それは……えっと……」
視線をキョロキョロと動かして、悩んだ末に出た言葉は、
「………◯◯さんは俺が助けたいと思ったから………かな?」
相変わらず不確かな答え。
だけど、それが天喰君らしいや。
「それに、これで魚を食べたらどうなるか分かったでしょ?おにぎりご馳走様。美味しかった」
「……っ!」
微笑みながらそれを言うのは反則でしょ。
今は課題どころではない。
ーーFinーー
下腹部を見ると包帯がぐるぐる巻に。
やっぱり出血していたのか。
そして、すぐ隣には椅子に座りながら寝ている天喰君。
その姿はヒレは付いておらず、いつもの天喰君だった。
ずっと付き添ってくれていたのかな?
天喰君っていつもおどおどしているけど、寝ているときはネガティブオーラが消えていて、なんというか………整った顔が際立って格好良く見える。
そんな天喰君が何故私を……。
しばらく眺めていると、
「ん……っ……あ、◯◯さん。目が覚めたんだ」
「………」
「◯◯さん?」
「なんで?」
何で来てくれたの?
お礼より先に出てしまった疑問。
「え?あー、ナナミさんが教えてくれて」
「そうじゃなくて……。なんで泳ぎに特化したヒーローに任せなかったの?」
以前、天喰君が言っていたんじゃない。
“水辺の救難は俺じゃなくても専門のヒーローがいる”って。
だから魚は食べない、みたいなことを。
「それは……えっと……」
視線をキョロキョロと動かして、悩んだ末に出た言葉は、
「………◯◯さんは俺が助けたいと思ったから………かな?」
相変わらず不確かな答え。
だけど、それが天喰君らしいや。
「それに、これで魚を食べたらどうなるか分かったでしょ?おにぎりご馳走様。美味しかった」
「……っ!」
微笑みながらそれを言うのは反則でしょ。
今は課題どころではない。
ーーFinーー