可愛いにも格好良いにもなれるキミ
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それからの日々はあっという間に過ぎていった。
そしてついに迎えた球技大会。
空は快晴。
室内競技である私と翔陽には大して影響しないけれど、清々しい気分で挑める。
「翔陽、頑張ってね!」
「おー!●●も頑張れよ!」
お互いを鼓舞してから、私は第一体育館、翔陽は第二体育館へと向かった。
チームメイトと円陣を組んで気合を入れる。
「頑張るぞー!」
「「おー!!」」
初戦は3年生のクラス。
バレー部はいないとは言え、噂に聞いた話だと2年生の時にバレー部を退部した先輩が何人かいるらしい。
きっとあのサポーターを付けた余裕そうな先輩がそうだろう。
だけど、バレーボールは6人で強い方が勝つ。
「1本ナイサーッ!」
ホイッスルと共にゲームが始まる。
サーブは綺麗に飛んで、見事1点をもぎ取った。
たった1点だけれど、私たちのテンションを上げるのに充分な狼煙になった。
だけど、それも束の間。
次々にスパイクを決められ、逆にこちらのボールはアウトの連発。
試合は瞬く間に終わってしまった。
「負けちゃった……」
悔しいけれど、自分たちがやれることは全力でやった。
悔いはない。
さて、バレーは負けちゃったけれど、まだ男子が残っているはず。
私は翔陽がバスケをしている第二体育館へと向かうことにした。
……。
…………。
中に入ると、うちのクラスと1年2組の試合が始まろうとしていた。
よりによってヨウヘイがいるクラスだとは。
ひとまず試合が始まる前に、翔陽に一言だけ声を掛けよう。
そう思って翔陽に向けて声援を送った。
もちろん1人だと恥ずかしいからバレーボールのチームメイトと一緒に。
「しょーよー頑張れー!」
すると、翔陽がこっちに向かって手を振ってきた。
私も手を振り返すと、翔陽は嬉しそうに笑った。
その姿に和んでいると、何故かヨウヘイもこちらに手を振ってきた。
「うわぁ……」
明らかに私目掛けて振っている。
振り返した方がいいのか……。
渋っていると、勘違いした周りの子たちが代わりに振り返えした。
それに対して嬉しそうにしているヨウヘイ。
なんだ、私じゃなくてもいいんじゃない。
振り返さなかった罪悪感が消えた。
そうこうしているうちに、翔陽とヨウヘイがいるチームとの対戦が始まった。
体育館内を大きな歓声が響く。
それはヨウヘイがファインプレーをしているからではない。
翔陽が長身相手に何度もリバンドを決めているからだ。
滞空時間が違いすぎる。
その姿はまるで飛んでいるかのよう。
そう言えば以前翔陽が言っていた。
“デカくなくても俺は飛べる”
って。
バレーの公式戦の応援をしたときも思ったけれど、本当にその通りだ。
翔陽には翼がある。
なんて、ね。
試合結果は、うちのクラスの勝利。
だけど、次の試合は翔陽1人で頑張っても勝てないくらいコンビネーションが良く、負けてしまった。
ちなみにヨウヘイは大口を叩いておいて負けたのが気まずいのか何も言ってこなかった。
それどころかヘラヘラしながら自分のクラスの女子生徒に調子が悪かった、と言い訳をしているのを見かけた。
こうして全ての競技が終わり、表彰式が行われた。
そしてついに迎えた球技大会。
空は快晴。
室内競技である私と翔陽には大して影響しないけれど、清々しい気分で挑める。
「翔陽、頑張ってね!」
「おー!●●も頑張れよ!」
お互いを鼓舞してから、私は第一体育館、翔陽は第二体育館へと向かった。
チームメイトと円陣を組んで気合を入れる。
「頑張るぞー!」
「「おー!!」」
初戦は3年生のクラス。
バレー部はいないとは言え、噂に聞いた話だと2年生の時にバレー部を退部した先輩が何人かいるらしい。
きっとあのサポーターを付けた余裕そうな先輩がそうだろう。
だけど、バレーボールは6人で強い方が勝つ。
「1本ナイサーッ!」
ホイッスルと共にゲームが始まる。
サーブは綺麗に飛んで、見事1点をもぎ取った。
たった1点だけれど、私たちのテンションを上げるのに充分な狼煙になった。
だけど、それも束の間。
次々にスパイクを決められ、逆にこちらのボールはアウトの連発。
試合は瞬く間に終わってしまった。
「負けちゃった……」
悔しいけれど、自分たちがやれることは全力でやった。
悔いはない。
さて、バレーは負けちゃったけれど、まだ男子が残っているはず。
私は翔陽がバスケをしている第二体育館へと向かうことにした。
……。
…………。
中に入ると、うちのクラスと1年2組の試合が始まろうとしていた。
よりによってヨウヘイがいるクラスだとは。
ひとまず試合が始まる前に、翔陽に一言だけ声を掛けよう。
そう思って翔陽に向けて声援を送った。
もちろん1人だと恥ずかしいからバレーボールのチームメイトと一緒に。
「しょーよー頑張れー!」
すると、翔陽がこっちに向かって手を振ってきた。
私も手を振り返すと、翔陽は嬉しそうに笑った。
その姿に和んでいると、何故かヨウヘイもこちらに手を振ってきた。
「うわぁ……」
明らかに私目掛けて振っている。
振り返した方がいいのか……。
渋っていると、勘違いした周りの子たちが代わりに振り返えした。
それに対して嬉しそうにしているヨウヘイ。
なんだ、私じゃなくてもいいんじゃない。
振り返さなかった罪悪感が消えた。
そうこうしているうちに、翔陽とヨウヘイがいるチームとの対戦が始まった。
体育館内を大きな歓声が響く。
それはヨウヘイがファインプレーをしているからではない。
翔陽が長身相手に何度もリバンドを決めているからだ。
滞空時間が違いすぎる。
その姿はまるで飛んでいるかのよう。
そう言えば以前翔陽が言っていた。
“デカくなくても俺は飛べる”
って。
バレーの公式戦の応援をしたときも思ったけれど、本当にその通りだ。
翔陽には翼がある。
なんて、ね。
試合結果は、うちのクラスの勝利。
だけど、次の試合は翔陽1人で頑張っても勝てないくらいコンビネーションが良く、負けてしまった。
ちなみにヨウヘイは大口を叩いておいて負けたのが気まずいのか何も言ってこなかった。
それどころかヘラヘラしながら自分のクラスの女子生徒に調子が悪かった、と言い訳をしているのを見かけた。
こうして全ての競技が終わり、表彰式が行われた。
