可愛いにも格好良いにもなれるキミ
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岡田先生に咎められることもなく、その日の授業は無事に終わった。
残すは帰りのホームルームのみ。
「連絡事項はあと……あ、そうだそうだ。来月球技大会がある。ただし、自分の所属している部活の競技には出れないからなー」
そう言って黒板に種目を書き出す先生。
翔陽は何に出るんだろう。
私は帰宅部だからどの競技にも出られるけど、彼はバレー部だからそれ以外になる。
翔陽の試合を応援しに行ったとき、彼は生き生きとしていた。
だけど、今回は翔陽の飛べる姿は見れなさそうだ。
私は小さくため息を吐いた。
「明日の朝のホームルームまでに決めておけよー」
先生が教室を出ると、一気に室内が騒がしくなった。
あちこちで競技について話し合う声が聞こえてくる。
さて、私はどうしようかな。
黒板に書かれている種目を眺めていると、目の前に影が立ちはだかる。
見上げるとそこには翔陽が立っていて、私を見下ろしていた。
その表情はなんだか嬉しそう。
球技大会でお得意のバレーが出来ないのに、何故?
理由が分からずに首を傾げる。
「翔陽は何の競技にするの?」
「バスケ!」
「バスケできたの?」
まあ、未経験でもその類まれなる運動神経があればなんでもこなしそうだけれど。
「昔ちょっと、な」
そんな意味深な言葉を吐く。
「●●はどうすんだ?」
「私?私は……」
どうしよう。
悩んでいると、
「バレーは?いつも俺の練習に付き合ってくれるし、ぴったりだと思う!」
目を輝かせながら言ってきた。
確かに時間があるときは翔陽の練習に付き合ってはいるけれど、私がやっているのはただ単にボールを山なりに投げるだけ。
スパイクやレシーブどころかサーブだってできる気がしない。
それなのに、
「いつも俺に付き合わせているから、今度は俺が●●にバレー教えられるな!」
なんて、まだ何も言っていないのに翔陽はそうしよう、と勝手に話を進めてくる。
まあ、これと言ってやりたい種目もないし、翔陽が教えてくれるのならバレーでも悪くないのかもしれない。
こうして私はバレーボール、翔陽はバスケに出ることが決まった。
残すは帰りのホームルームのみ。
「連絡事項はあと……あ、そうだそうだ。来月球技大会がある。ただし、自分の所属している部活の競技には出れないからなー」
そう言って黒板に種目を書き出す先生。
翔陽は何に出るんだろう。
私は帰宅部だからどの競技にも出られるけど、彼はバレー部だからそれ以外になる。
翔陽の試合を応援しに行ったとき、彼は生き生きとしていた。
だけど、今回は翔陽の飛べる姿は見れなさそうだ。
私は小さくため息を吐いた。
「明日の朝のホームルームまでに決めておけよー」
先生が教室を出ると、一気に室内が騒がしくなった。
あちこちで競技について話し合う声が聞こえてくる。
さて、私はどうしようかな。
黒板に書かれている種目を眺めていると、目の前に影が立ちはだかる。
見上げるとそこには翔陽が立っていて、私を見下ろしていた。
その表情はなんだか嬉しそう。
球技大会でお得意のバレーが出来ないのに、何故?
理由が分からずに首を傾げる。
「翔陽は何の競技にするの?」
「バスケ!」
「バスケできたの?」
まあ、未経験でもその類まれなる運動神経があればなんでもこなしそうだけれど。
「昔ちょっと、な」
そんな意味深な言葉を吐く。
「●●はどうすんだ?」
「私?私は……」
どうしよう。
悩んでいると、
「バレーは?いつも俺の練習に付き合ってくれるし、ぴったりだと思う!」
目を輝かせながら言ってきた。
確かに時間があるときは翔陽の練習に付き合ってはいるけれど、私がやっているのはただ単にボールを山なりに投げるだけ。
スパイクやレシーブどころかサーブだってできる気がしない。
それなのに、
「いつも俺に付き合わせているから、今度は俺が●●にバレー教えられるな!」
なんて、まだ何も言っていないのに翔陽はそうしよう、と勝手に話を進めてくる。
まあ、これと言ってやりたい種目もないし、翔陽が教えてくれるのならバレーでも悪くないのかもしれない。
こうして私はバレーボール、翔陽はバスケに出ることが決まった。
