男の子のお姫様
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帰宅した後、ベッドに寝転びながらスマホの画面を眺めた。
そこに表示されている作並浩輔の文字。
「浩輔君………か」
ポツリと呟くと、タイミングを計ったかのように浩輔君からのメッセージを受信した。
「あわっ」
ピロン、と鳴ったスマホに驚き思わず声が漏れた。
“今帰宅しました。●●さんも無事に帰れましたか。今日のお礼がしたいので、良ければ都合の良い日を教えてください”
とのこと。
また途中で倒れていないか心配だったけど、浩輔君も帰れたようで良かった。
それにしてもお互いの帰宅の確認とか、なんだか付き合いたての恋人とのやり取りみたい。
いやいや、ただの社交辞令の一環なのは分かるよ?
だけど、思うくらいはいいじゃない。
誰に言うでもなく、一人で言い訳をした。
“浩輔君も部活忙しそうだし、お礼は気にしなくていいよ”
そこまで文章を打ち込んだけど、少し考えた末、打ち直した。
“浩輔君も部活忙しそうだし、私がそっちに時間を合わせるよ”と。
これで良し。
どうでもいい人なら先程の文章を送っていたけど、もう少しだけ浩輔君のことが知りたいと思ったから会う約束を取り付けた。
大学は高校みたいにぎっしり講義を詰め込まなければ自由時間が多いし、サークルも言わば飲みサー見たいなものだからサボっても問題ない。
私が浩輔君に合わせた方が絶対にいい。
だから具体的な日にちを決めたかったけれど、
「返事、来なくなっちゃったな」
部活で疲れていただろうし、体調も悪かったから、もう寝てしまったのだろう。
私も寝る準備をしないと。
朝起きたら返事が来てるといいな。
ーーーー
朝起きるとスマホがチカチカと光っており、メッセージを受信したことを知らせていた。
浩輔君からだ!
私は飛び起きてメッセージを確認した。
受信時刻は今から1時間以上も前。
別に私が起きるのが遅いとかではない。
きっと朝練があるからこんな早い時間なんだろう、と勝手に想像を膨らませた。
えーっと内容は、
“おはようございます。お気遣いありがとうございます。それでは今週末にお茶などいかがですか”
うーん、文面が堅い!
ひとまず行ける旨を書いて返事をした。
さて、次会ったときに打ち解けることができるだろうか。
やっぱりここは年上の私がリードしないとね!
その前に週末まで学校を頑張らないとなー!
そこに表示されている作並浩輔の文字。
「浩輔君………か」
ポツリと呟くと、タイミングを計ったかのように浩輔君からのメッセージを受信した。
「あわっ」
ピロン、と鳴ったスマホに驚き思わず声が漏れた。
“今帰宅しました。●●さんも無事に帰れましたか。今日のお礼がしたいので、良ければ都合の良い日を教えてください”
とのこと。
また途中で倒れていないか心配だったけど、浩輔君も帰れたようで良かった。
それにしてもお互いの帰宅の確認とか、なんだか付き合いたての恋人とのやり取りみたい。
いやいや、ただの社交辞令の一環なのは分かるよ?
だけど、思うくらいはいいじゃない。
誰に言うでもなく、一人で言い訳をした。
“浩輔君も部活忙しそうだし、お礼は気にしなくていいよ”
そこまで文章を打ち込んだけど、少し考えた末、打ち直した。
“浩輔君も部活忙しそうだし、私がそっちに時間を合わせるよ”と。
これで良し。
どうでもいい人なら先程の文章を送っていたけど、もう少しだけ浩輔君のことが知りたいと思ったから会う約束を取り付けた。
大学は高校みたいにぎっしり講義を詰め込まなければ自由時間が多いし、サークルも言わば飲みサー見たいなものだからサボっても問題ない。
私が浩輔君に合わせた方が絶対にいい。
だから具体的な日にちを決めたかったけれど、
「返事、来なくなっちゃったな」
部活で疲れていただろうし、体調も悪かったから、もう寝てしまったのだろう。
私も寝る準備をしないと。
朝起きたら返事が来てるといいな。
ーーーー
朝起きるとスマホがチカチカと光っており、メッセージを受信したことを知らせていた。
浩輔君からだ!
私は飛び起きてメッセージを確認した。
受信時刻は今から1時間以上も前。
別に私が起きるのが遅いとかではない。
きっと朝練があるからこんな早い時間なんだろう、と勝手に想像を膨らませた。
えーっと内容は、
“おはようございます。お気遣いありがとうございます。それでは今週末にお茶などいかがですか”
うーん、文面が堅い!
ひとまず行ける旨を書いて返事をした。
さて、次会ったときに打ち解けることができるだろうか。
やっぱりここは年上の私がリードしないとね!
その前に週末まで学校を頑張らないとなー!