〜第一章〜 アナタのことが嫌いな私
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私にキスが下手だの大嫌いだの言われても、二口はめげずに絡んできた。
いつしか昼を共にするのが当たり前になるほどに。
「それにしても、堅治君が私たちのところでお昼を食べるのも習慣化してきたね」
カスミも同じことを思っていたのか、ウインナーを頬張りながら言ってきた。
「先輩方にはいつもお世話になってます!」
二口はここぞとばかりに良い笑顔を振りまく。
「何この後輩、可愛い!」
「お持ち帰りしたい!」
そんな顔面でされたら、カスミやユイはイチコロ。
だけど私は絆されない。
特にリアクションを取らずに黙々とお弁当を食べ進める。
「てか、自分のクラスで食べなくてもいいの?」
むしろ遠回しに帰るよう促した。
邪険にしているけれど、これは先輩である私からの優しさでもある。
男の世界は知らないけれど、お昼時こそ友達との交流を深める場だと思うから。
1年生となれば尚更。
それなのに、二口はケロっとした顔で答えた。
「彼女と食べるって伝えてあるんで大丈夫っすよ」
「は?」
二口って彼女いたの?
それならこんなところで食べていないで、彼女の元へ行けばいいのに。
「あ、もちろん●●さんのことですよ」
とんでもない大嘘つきめ。
「違うし」
私はすぐさま否定した。
すると、二口は口を尖らせながら私を見つめてくる。
その表情はまるで仔犬のようだった。
「ほらー、●●がキツいこと言うから堅治君が泣きそうじゃん」
「かーわーいーそー!」
カスミやユイを味方に付けるとは、ズルいヤツだ。
だけど2人に何を言われようが、私の心は揺るがない。
だって二口は私をからかっているだけなんだから。
「そんな顔して2人を味方に付けたって、私には効かないよ」
すると二口はしょげた顔から一変、いたずらっ子の顔に変わった。
「ちぇーっ」
わざとらしく舌打ちをする。
こんなやり取りが日常化しているとか、お昼休みなのに疲れる。
だけど、少しだけ楽しいと思う自分もいた。
いつしか昼を共にするのが当たり前になるほどに。
「それにしても、堅治君が私たちのところでお昼を食べるのも習慣化してきたね」
カスミも同じことを思っていたのか、ウインナーを頬張りながら言ってきた。
「先輩方にはいつもお世話になってます!」
二口はここぞとばかりに良い笑顔を振りまく。
「何この後輩、可愛い!」
「お持ち帰りしたい!」
そんな顔面でされたら、カスミやユイはイチコロ。
だけど私は絆されない。
特にリアクションを取らずに黙々とお弁当を食べ進める。
「てか、自分のクラスで食べなくてもいいの?」
むしろ遠回しに帰るよう促した。
邪険にしているけれど、これは先輩である私からの優しさでもある。
男の世界は知らないけれど、お昼時こそ友達との交流を深める場だと思うから。
1年生となれば尚更。
それなのに、二口はケロっとした顔で答えた。
「彼女と食べるって伝えてあるんで大丈夫っすよ」
「は?」
二口って彼女いたの?
それならこんなところで食べていないで、彼女の元へ行けばいいのに。
「あ、もちろん●●さんのことですよ」
とんでもない大嘘つきめ。
「違うし」
私はすぐさま否定した。
すると、二口は口を尖らせながら私を見つめてくる。
その表情はまるで仔犬のようだった。
「ほらー、●●がキツいこと言うから堅治君が泣きそうじゃん」
「かーわーいーそー!」
カスミやユイを味方に付けるとは、ズルいヤツだ。
だけど2人に何を言われようが、私の心は揺るがない。
だって二口は私をからかっているだけなんだから。
「そんな顔して2人を味方に付けたって、私には効かないよ」
すると二口はしょげた顔から一変、いたずらっ子の顔に変わった。
「ちぇーっ」
わざとらしく舌打ちをする。
こんなやり取りが日常化しているとか、お昼休みなのに疲れる。
だけど、少しだけ楽しいと思う自分もいた。
