〜第一章〜 アナタのことが嫌いな私
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図らずとも、自然と部活は長引いた。
きっと大会が近いからだ。
「お疲れ様でした〜」
「気を付けて帰れよ〜」
解散の挨拶をする。
さすがに二口はもう帰っただろう。
そう思いながら着替えを済ませて更衣室を出ると、隣にある男子更衣室の扉も開いた。
中からは背が高く、眉毛のないガラの悪い男子生徒が。
そして、その後ろからは今日何度も見た顔の、
「げっ、二口……」
「わあ、●●さんじゃないですか!偶然っすね」
本気で驚いているみたいだから本当に偶然なんだろう。
それにしてもなんでアンタもこんな時間まで部活しているのよ。
最悪だ。
相変わらず二口は、へらへらとした笑顔をこちらに向けている。
私はそれを無視して足早に校門に向かった。
が、そんな私を追いかけるように二口は駆け寄ってくる。
「待ってくださいよ〜」
「友達と帰りなさいよ!」
さっきの眉毛なし君もきっと同じ部活の子なんでしょ。
「青根とは方向違うから!」
青根君だか赤根君だか知らないけど、
「私とも違うかもしれないでしょ!」
なんでそんなに執着するのか。
すると、二口はとんでもないことを口にした。
「鎌先さんから●●さんの家の方面聞いたら、途中まで同じでしたよ」
鎌先ー!
余計なことをしてくれたな。
カスミといい鎌先といい、何故こうも人の情報をペラペラと喋るのだろうか。
こうなったら最終手段を使うしかない。
鎌先が部活の先輩だと言うことは二口はバレー部。
つまり、
「これ以上付いてくるなら、追分先生にチクるよ!」
「えっ!」
男子バレー部の顧問の名前を挙げた途端、二口は足を止めた。
さすがの二口も追分先生が怖いようだ。
先生の名前を出すのは卑怯だと分かっているけれど、こうするしか逃れる方法が思い浮かばなかった。
こうして、なんとか昇降口を出るまでには二口を追い払うことができ、無事1人で帰宅した。
きっと大会が近いからだ。
「お疲れ様でした〜」
「気を付けて帰れよ〜」
解散の挨拶をする。
さすがに二口はもう帰っただろう。
そう思いながら着替えを済ませて更衣室を出ると、隣にある男子更衣室の扉も開いた。
中からは背が高く、眉毛のないガラの悪い男子生徒が。
そして、その後ろからは今日何度も見た顔の、
「げっ、二口……」
「わあ、●●さんじゃないですか!偶然っすね」
本気で驚いているみたいだから本当に偶然なんだろう。
それにしてもなんでアンタもこんな時間まで部活しているのよ。
最悪だ。
相変わらず二口は、へらへらとした笑顔をこちらに向けている。
私はそれを無視して足早に校門に向かった。
が、そんな私を追いかけるように二口は駆け寄ってくる。
「待ってくださいよ〜」
「友達と帰りなさいよ!」
さっきの眉毛なし君もきっと同じ部活の子なんでしょ。
「青根とは方向違うから!」
青根君だか赤根君だか知らないけど、
「私とも違うかもしれないでしょ!」
なんでそんなに執着するのか。
すると、二口はとんでもないことを口にした。
「鎌先さんから●●さんの家の方面聞いたら、途中まで同じでしたよ」
鎌先ー!
余計なことをしてくれたな。
カスミといい鎌先といい、何故こうも人の情報をペラペラと喋るのだろうか。
こうなったら最終手段を使うしかない。
鎌先が部活の先輩だと言うことは二口はバレー部。
つまり、
「これ以上付いてくるなら、追分先生にチクるよ!」
「えっ!」
男子バレー部の顧問の名前を挙げた途端、二口は足を止めた。
さすがの二口も追分先生が怖いようだ。
先生の名前を出すのは卑怯だと分かっているけれど、こうするしか逃れる方法が思い浮かばなかった。
こうして、なんとか昇降口を出るまでには二口を追い払うことができ、無事1人で帰宅した。
