〜第二章〜 アナタのことが好きな私
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ーーおまけ(鎌先side)ーー
◯◯に頼まれて二口に連絡を入れた。
おまけに可愛い記号も付け加えて。
以前、二口に◯◯の家の方面を聞かれたことがあった。
だから、今回のメッセージでアイツの動揺する姿が目に浮かぶ。
そう思っていたのに、意外にも返事は了解しました、の一言。
最初は照れ隠しだと思った。
だけど、授業終わりにこっそり部活の様子を覗きに行くと、二口は険しい顔をしていた。
どう見ても好きな人から告白を受けるヤツの顔じゃない。
こうなれば◯◯の様子も気になる。
体育館を後にし、急いで◯◯のいる教室へと向かった。
扉を開けると、二口の名前を呼ぶ◯◯の姿が。
「二口じゃなくて悪かったな」
◯◯はあからさまにがっかりした様子で椅子に座り込んだ。
その前の席に俺も座る。
◯◯は俺がここに来た理由を聞いてきたけれど、適当な理由で受け流した。
だって、俺が聞きたいのは二口があんな顔をしていた理由だから。
「二口と何話すつもりなんだ?」
「内緒」
一筋縄ではいかない様子。
それならもうストレートに聞いてみるか。
「そうかよ。でもさ、どう見ても告白するヤツの面構えじゃねぇからよ」
俺の見立てでは絶対に両想いのはずなのに。
◯◯は何も話さないどころか、俯いてしまった。
なんだ、俺の勘違いだったのか。
だけど、何を話すつもりなのか分かんねぇけど、これだけは伝えておかないと。
「ま、なんか知んねぇけど、二口は生意気だけど良いヤツだから」
それに対して、◯◯はまたもや何も言わず、代わりに窓の外に視線を移した。
つられて俺も外を見る。
夕日はとっくに沈んでおり、真っ暗闇。
そろそろ居残り練習が終わる時間だ。
そんなことを考えていると、教室の扉が開いた。
「●●さん!」
そこには今度こそ正真正銘の二口が余裕のない顔をして立っていた。
「おう、遅かったな、二口!」
「べ、別に……ハァ……ハァ……鎌先さんとは約束していませんし……ハァ……」
どんだけ慌てて来たんだよ。
バテバテじゃねぇか。
二口は息を整えると◯◯の腕を掴み、無理やり立たせた。
「帰りますよ」
「あ、ちょっと!」
それから、思い出したかのように俺の方を向く。
「●●さんがお世話になりました」
それだけ言い捨てると、アイツは◯◯を連れて教室を後にした。
あの独占欲むき出しの顔。
「どうみても両想いじゃねぇか」
やっぱり俺の勘は間違いじゃなかった。
◯◯に頼まれて二口に連絡を入れた。
おまけに可愛い記号も付け加えて。
以前、二口に◯◯の家の方面を聞かれたことがあった。
だから、今回のメッセージでアイツの動揺する姿が目に浮かぶ。
そう思っていたのに、意外にも返事は了解しました、の一言。
最初は照れ隠しだと思った。
だけど、授業終わりにこっそり部活の様子を覗きに行くと、二口は険しい顔をしていた。
どう見ても好きな人から告白を受けるヤツの顔じゃない。
こうなれば◯◯の様子も気になる。
体育館を後にし、急いで◯◯のいる教室へと向かった。
扉を開けると、二口の名前を呼ぶ◯◯の姿が。
「二口じゃなくて悪かったな」
◯◯はあからさまにがっかりした様子で椅子に座り込んだ。
その前の席に俺も座る。
◯◯は俺がここに来た理由を聞いてきたけれど、適当な理由で受け流した。
だって、俺が聞きたいのは二口があんな顔をしていた理由だから。
「二口と何話すつもりなんだ?」
「内緒」
一筋縄ではいかない様子。
それならもうストレートに聞いてみるか。
「そうかよ。でもさ、どう見ても告白するヤツの面構えじゃねぇからよ」
俺の見立てでは絶対に両想いのはずなのに。
◯◯は何も話さないどころか、俯いてしまった。
なんだ、俺の勘違いだったのか。
だけど、何を話すつもりなのか分かんねぇけど、これだけは伝えておかないと。
「ま、なんか知んねぇけど、二口は生意気だけど良いヤツだから」
それに対して、◯◯はまたもや何も言わず、代わりに窓の外に視線を移した。
つられて俺も外を見る。
夕日はとっくに沈んでおり、真っ暗闇。
そろそろ居残り練習が終わる時間だ。
そんなことを考えていると、教室の扉が開いた。
「●●さん!」
そこには今度こそ正真正銘の二口が余裕のない顔をして立っていた。
「おう、遅かったな、二口!」
「べ、別に……ハァ……ハァ……鎌先さんとは約束していませんし……ハァ……」
どんだけ慌てて来たんだよ。
バテバテじゃねぇか。
二口は息を整えると◯◯の腕を掴み、無理やり立たせた。
「帰りますよ」
「あ、ちょっと!」
それから、思い出したかのように俺の方を向く。
「●●さんがお世話になりました」
それだけ言い捨てると、アイツは◯◯を連れて教室を後にした。
あの独占欲むき出しの顔。
「どうみても両想いじゃねぇか」
やっぱり俺の勘は間違いじゃなかった。
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