〜第二章〜 アナタのことが好きな私
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話をするにしても、どこで話そう。
休み時間に二口のクラスに行こうものなら傍観者が多いし、電話したくても連絡先を知らない。
連絡先……あ、そうだ。
私は休み時間に二口のクラスではなく3年A組のクラスへと向かった。
そして、教室の入り口からお目当ての人物の名前を呼ぶ。
「鎌先いるー!?」
鎌先はクラスメイトと向かい合って腕相撲をしていた。
「んあー?◯◯か、なんだー?」
「隙あり!」
「おっ!ちょっ!ずりぃぞ!」
私の呼び掛けでよそ見をした鎌先は、あっさりと手の甲を机に叩きつけられた。
お前のせいで負けただろ、と鎌先はぶつくさ文句を言いながら私のところまで来る。
「んで、どうしたんだよ」
その物言いは早く終わらせてくれと言わんばかりの口調だった。
だけど、そんなこと私の知ったことではない。
「頼みたいことがあるんだけど、鎌先って二口の連絡先知ってる?」
「おう、分かるぞ」
「それなら、伝えてほしいことがあるの」
「そんなん、連絡先教えてやるから自分で言えよ」
「でも……」
散々人には個人情報を話しすぎ、と言っておいて、自分はこうも簡単に教えてもらうのは違う気がする。
「いいから、お願いお願ーい!」
両手を合わせ、これでもかってくらい頼み込んだ。
「ったく……分かったよ。んで、なんて伝えればいいんだ?」
「ありがとう!」
私は鎌先に用件を伝えた。
話したいことがあること、遅くなってもいいから部活終わるまで教室で待っていることを。
「ほいほい……えーっと」
鎌先はポケットからスマホを取り出して、私が言った言葉を復唱しながらメッセージを打ち込んでいく。
「教室で待ってます……っと、これでいいか?」
見せられた画面には伝えた言葉に加え、ハートだとか音符マークだとか余計な記号が打ち込まれている。
消して欲しかったけれど、二口なら鎌先の仕業だと気が付いてくれると信じて、そのままゴーサインを出した。
「うん、それでよろしく」
「おっけー、送信送信」
「ありがとう、用はそれだけだから」
鎌先に手を振って、自分のクラスへ戻った。
休み時間に二口のクラスに行こうものなら傍観者が多いし、電話したくても連絡先を知らない。
連絡先……あ、そうだ。
私は休み時間に二口のクラスではなく3年A組のクラスへと向かった。
そして、教室の入り口からお目当ての人物の名前を呼ぶ。
「鎌先いるー!?」
鎌先はクラスメイトと向かい合って腕相撲をしていた。
「んあー?◯◯か、なんだー?」
「隙あり!」
「おっ!ちょっ!ずりぃぞ!」
私の呼び掛けでよそ見をした鎌先は、あっさりと手の甲を机に叩きつけられた。
お前のせいで負けただろ、と鎌先はぶつくさ文句を言いながら私のところまで来る。
「んで、どうしたんだよ」
その物言いは早く終わらせてくれと言わんばかりの口調だった。
だけど、そんなこと私の知ったことではない。
「頼みたいことがあるんだけど、鎌先って二口の連絡先知ってる?」
「おう、分かるぞ」
「それなら、伝えてほしいことがあるの」
「そんなん、連絡先教えてやるから自分で言えよ」
「でも……」
散々人には個人情報を話しすぎ、と言っておいて、自分はこうも簡単に教えてもらうのは違う気がする。
「いいから、お願いお願ーい!」
両手を合わせ、これでもかってくらい頼み込んだ。
「ったく……分かったよ。んで、なんて伝えればいいんだ?」
「ありがとう!」
私は鎌先に用件を伝えた。
話したいことがあること、遅くなってもいいから部活終わるまで教室で待っていることを。
「ほいほい……えーっと」
鎌先はポケットからスマホを取り出して、私が言った言葉を復唱しながらメッセージを打ち込んでいく。
「教室で待ってます……っと、これでいいか?」
見せられた画面には伝えた言葉に加え、ハートだとか音符マークだとか余計な記号が打ち込まれている。
消して欲しかったけれど、二口なら鎌先の仕業だと気が付いてくれると信じて、そのままゴーサインを出した。
「うん、それでよろしく」
「おっけー、送信送信」
「ありがとう、用はそれだけだから」
鎌先に手を振って、自分のクラスへ戻った。
