電車の君
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「◯◯さん!」
あの日以来、電車で西谷君によく話しかけられるようになった。
何度か一緒になっていたかもしれない、何て言ったけど本当にそうだったとは。
「おはよう、西谷君」
「今日も朝から会えて嬉しいっす」
「あはは、ありがとう」
そして、何故か決まってそう言う西谷君。
私をからかったって仕方がないのに。
「この間のテストはどうだった?」
「なんとかギリギリ赤点回避しました!◯◯さんは?」
「よかったね。私は余裕で赤点回避かな」
「さすがっす」
「受験生だもん。この時期に赤点はさすがにね」
大したことないことでも直ぐに誉めてくれる。
本当に西谷君は煽て上手なんだから。
「あの…………」
「何?」
急にもじもじする西谷君。
「よかったら連絡先交換してもらえませんか」
なんだ、そんなこと。
調子が良いことは直ぐ言ってくるのに、なんで連絡先を聞くのは緊張しているんだろう。
「いいよ。勉強中は返事できないけど」
「構いません!なんなら無視してもらってもいいので!」
「あはは、無視はしないよ。遅くなっても絶対に返事するから…………あ、駅着いたよ」
その後、
「連絡しますので!」
と恥ずかしくなるくらい大きな声で言われて、他の駅の利用者さんにすみませ~ん、と思いながら西谷君と別れた。
ーーーー
「おはよ、●●」
「ミサコおはよう」
教室に入るとミサコが挨拶をしてきた。
「なんか疲れてない?」
「朝からテンション高い人と喋ってきたから、かな?」
「ははは、それは大変だね。だけど、なんだか嬉しそう」
自分でも気が付かなかったけど、西谷君とのやり取りを楽しみにしているのか。
「そう言えばミサコの彼氏って烏野っだったよね?」
「そうだよ」
「バレー部だったりする?」
「ん?違うよ」
「そっか」
もしそうなら学校での西谷君の話を他の人から聞いてみたかったけど。
「何々気になるんだけど~」
「なんでもないって」
やっぱり本人から聞こう。
あの日以来、電車で西谷君によく話しかけられるようになった。
何度か一緒になっていたかもしれない、何て言ったけど本当にそうだったとは。
「おはよう、西谷君」
「今日も朝から会えて嬉しいっす」
「あはは、ありがとう」
そして、何故か決まってそう言う西谷君。
私をからかったって仕方がないのに。
「この間のテストはどうだった?」
「なんとかギリギリ赤点回避しました!◯◯さんは?」
「よかったね。私は余裕で赤点回避かな」
「さすがっす」
「受験生だもん。この時期に赤点はさすがにね」
大したことないことでも直ぐに誉めてくれる。
本当に西谷君は煽て上手なんだから。
「あの…………」
「何?」
急にもじもじする西谷君。
「よかったら連絡先交換してもらえませんか」
なんだ、そんなこと。
調子が良いことは直ぐ言ってくるのに、なんで連絡先を聞くのは緊張しているんだろう。
「いいよ。勉強中は返事できないけど」
「構いません!なんなら無視してもらってもいいので!」
「あはは、無視はしないよ。遅くなっても絶対に返事するから…………あ、駅着いたよ」
その後、
「連絡しますので!」
と恥ずかしくなるくらい大きな声で言われて、他の駅の利用者さんにすみませ~ん、と思いながら西谷君と別れた。
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「おはよ、●●」
「ミサコおはよう」
教室に入るとミサコが挨拶をしてきた。
「なんか疲れてない?」
「朝からテンション高い人と喋ってきたから、かな?」
「ははは、それは大変だね。だけど、なんだか嬉しそう」
自分でも気が付かなかったけど、西谷君とのやり取りを楽しみにしているのか。
「そう言えばミサコの彼氏って烏野っだったよね?」
「そうだよ」
「バレー部だったりする?」
「ん?違うよ」
「そっか」
もしそうなら学校での西谷君の話を他の人から聞いてみたかったけど。
「何々気になるんだけど~」
「なんでもないって」
やっぱり本人から聞こう。