幸せの重み
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ーーおまけ②(西谷side)ーー
昼休み、龍と飯をくおうと思ったら断られた。
先約があるらしい。
仕方がなく、1人で購買へ向かう。
すると、廊下の窓から見える中庭のベンチに知っている人が座っていることに気が付いた。
●●だ。
お昼誘ってみるか。
そう思っていると、彼女の隣に坊主頭のやつが座った。
なんで龍が……。
もしかして龍の言っていた先約って●●のことか……?
しばらく様子を見ていると、龍が豪快に笑っている姿が見えた。
それにつられて●●もなんだか楽しそう。
ここ最近●●の様子がおかしいことは気付いていた。
それなのに、アイツの前では笑うんだな。
その姿を見て、俺の心がドス黒い何かで覆われてた気分になった。
龍が潔子さんと付き合うことになったと知らされたとき、悔しさよりも、ああやっぱりな、と思う感情が先に来た。
確かに潔子さんは素敵な女性だと思っているけれど、龍と俺では彼女に対しての気持ちの差は歴然だったから。
そう、恋愛として追いかけている龍と違い、俺の場合、いわゆる憧れの人物を推す感情。
だから快く2人を祝福できたのに……。
龍はずりぃ。
潔子さんだけじゃなくて、●●までも盗ろうとするなんて。
●●だけは盗るなよ。
頼むから……なあ……龍……。
昼休み、龍と飯をくおうと思ったら断られた。
先約があるらしい。
仕方がなく、1人で購買へ向かう。
すると、廊下の窓から見える中庭のベンチに知っている人が座っていることに気が付いた。
●●だ。
お昼誘ってみるか。
そう思っていると、彼女の隣に坊主頭のやつが座った。
なんで龍が……。
もしかして龍の言っていた先約って●●のことか……?
しばらく様子を見ていると、龍が豪快に笑っている姿が見えた。
それにつられて●●もなんだか楽しそう。
ここ最近●●の様子がおかしいことは気付いていた。
それなのに、アイツの前では笑うんだな。
その姿を見て、俺の心がドス黒い何かで覆われてた気分になった。
龍が潔子さんと付き合うことになったと知らされたとき、悔しさよりも、ああやっぱりな、と思う感情が先に来た。
確かに潔子さんは素敵な女性だと思っているけれど、龍と俺では彼女に対しての気持ちの差は歴然だったから。
そう、恋愛として追いかけている龍と違い、俺の場合、いわゆる憧れの人物を推す感情。
だから快く2人を祝福できたのに……。
龍はずりぃ。
潔子さんだけじゃなくて、●●までも盗ろうとするなんて。
●●だけは盗るなよ。
頼むから……なあ……龍……。
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