地味でごめん
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渋々リエーフのマンションへ行き、エントランス外側のインターフォンを鳴らした。
ここに来るの、いつぶりだろう。
それにしても相変わらず良いところに住んでいるな。
ダブルオートロックシステムのマンション。
玄関ドアまでの間にエントランスとエレベーターホールの手前にオートロックシステムの自動ドア。
上の階層を眺めながらドアが開くのを待った。
………開くの遅くない?
なんなら、インターフォンを鳴らしたときにザザッとノイズが聞こえたけど。
リエーフからの返事もなかったし。
違う部屋番号押しちゃったかな?
そもそも今日って本当にリエーフ仕事休みなの?
本人ではなく天然のアリサから聞いただけだから。
しばらくして、自動ドアが開いたと思ったらリエーフも出てきた。
なんだ、いるんじゃん。アリサ、疑ってごめんね。
「●●さん!」
「リエーフ……」
てか、わざわざ降りてきたの?
あのザザッてノイズ音はそのための音か。
「急にどうしたんですか!」
「これ」
そう言ってアリサからのお土産を渡した。
「アリサから預かったお土産。賞味期限近いらしいから、早く食べてね。それじゃあ渡したから、私は帰るね」
私は用件だけ伝えて、そそくさとその場を去ろうとした。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!せっかくだから、上がってくださいよ」
こうなることが分かっていたから嫌だった。
「1時間……いや、30分でいいので!」
30分も充分長いよ?
だけどその言葉は飲み込み、代わりに大きくため息を吐いた。
「はぁ~30分だけだからね」
本当に私はこの姉弟に弱い。
ここに来るの、いつぶりだろう。
それにしても相変わらず良いところに住んでいるな。
ダブルオートロックシステムのマンション。
玄関ドアまでの間にエントランスとエレベーターホールの手前にオートロックシステムの自動ドア。
上の階層を眺めながらドアが開くのを待った。
………開くの遅くない?
なんなら、インターフォンを鳴らしたときにザザッとノイズが聞こえたけど。
リエーフからの返事もなかったし。
違う部屋番号押しちゃったかな?
そもそも今日って本当にリエーフ仕事休みなの?
本人ではなく天然のアリサから聞いただけだから。
しばらくして、自動ドアが開いたと思ったらリエーフも出てきた。
なんだ、いるんじゃん。アリサ、疑ってごめんね。
「●●さん!」
「リエーフ……」
てか、わざわざ降りてきたの?
あのザザッてノイズ音はそのための音か。
「急にどうしたんですか!」
「これ」
そう言ってアリサからのお土産を渡した。
「アリサから預かったお土産。賞味期限近いらしいから、早く食べてね。それじゃあ渡したから、私は帰るね」
私は用件だけ伝えて、そそくさとその場を去ろうとした。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!せっかくだから、上がってくださいよ」
こうなることが分かっていたから嫌だった。
「1時間……いや、30分でいいので!」
30分も充分長いよ?
だけどその言葉は飲み込み、代わりに大きくため息を吐いた。
「はぁ~30分だけだからね」
本当に私はこの姉弟に弱い。