地味でごめん
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーーリエーフsideーー
高校を卒業してから俺も姉ちゃんと同じくモデルの道に進んだ。
マネージャーからは住むところは多少無理してでも良いところにしろ、そうすればローンを返すのを糧に仕事を頑張れる、と言う言葉を鵜呑みにして高層マンションを買った。
正直支払いがキツい。
ローンを返すのが糧なんて……。
今の俺は●●さんが家に来てくれるから、●●さんとの愛の巣のため、を糧に頑張っている。
俺の一方的な片思いだけど。
仕事の撮影の休憩中、●●さんから珍しく電話があった。
“今、大丈夫?”
「休憩入ったところなので大丈夫っす」
“大したことじゃないんだけど、ちょっと残業になりそうだから夜ご飯作りに行けないかも”
「遅くなっても●●さんに会いたいんで、待ってます!それかテイクアウトしたもので良ければ用意しておくので、来て下さい!」
“そう?じゃあご飯用意してもらえると助かります”
「はい、喜んで!」
仕事の合間にも●●さんの声が聞けるなんて、このあとの仕事も頑張れそう。
そう思っていると、マネージャーからそろそろ休憩が終わると言われた。
「すみません、そろそろ戻らないといけなくて……」
“うん、私も仕事に戻るね。撮影頑張って”
「●●さんも頑張って下さい!」
現場に戻ると、カメラマンの磯山さんが先程取った写真をニヤニヤしながら吟味していた。
「戻りました」
と、声をかけると、
「あー、リエーフ。今日は良いのが撮れたからもう上がっていいわよ」
「え……?」
休憩に入る前はイマイチとしか言っていなかったのに。
まあ、でも早く終われるならありがたい。
夜ご飯をテイクアウトしようと思ったけど、浮いた時間でスーパーに寄って何か作ろうかな。
ーーーー
買い物をしていると同じ時期にモデルになったマオミと会った。
「リエーフじゃん!買い物なんて珍しいね!」
「たまには、ね」
「何作るの~?私の分も作ってよ!」
「え、それはちょっと……」
●●さんとの愛の巣に他の女性を入れたくない。
だけど、マオミとは一緒に仕事をして切磋琢磨した仲。無下にもできない。
悩んでいると、
「じゃあ少しだけ!ちょっと家覗いたら帰るから!」
「それなら……」
料理が作り終わるまで、そう約束して家にあげることにした。
高校を卒業してから俺も姉ちゃんと同じくモデルの道に進んだ。
マネージャーからは住むところは多少無理してでも良いところにしろ、そうすればローンを返すのを糧に仕事を頑張れる、と言う言葉を鵜呑みにして高層マンションを買った。
正直支払いがキツい。
ローンを返すのが糧なんて……。
今の俺は●●さんが家に来てくれるから、●●さんとの愛の巣のため、を糧に頑張っている。
俺の一方的な片思いだけど。
仕事の撮影の休憩中、●●さんから珍しく電話があった。
“今、大丈夫?”
「休憩入ったところなので大丈夫っす」
“大したことじゃないんだけど、ちょっと残業になりそうだから夜ご飯作りに行けないかも”
「遅くなっても●●さんに会いたいんで、待ってます!それかテイクアウトしたもので良ければ用意しておくので、来て下さい!」
“そう?じゃあご飯用意してもらえると助かります”
「はい、喜んで!」
仕事の合間にも●●さんの声が聞けるなんて、このあとの仕事も頑張れそう。
そう思っていると、マネージャーからそろそろ休憩が終わると言われた。
「すみません、そろそろ戻らないといけなくて……」
“うん、私も仕事に戻るね。撮影頑張って”
「●●さんも頑張って下さい!」
現場に戻ると、カメラマンの磯山さんが先程取った写真をニヤニヤしながら吟味していた。
「戻りました」
と、声をかけると、
「あー、リエーフ。今日は良いのが撮れたからもう上がっていいわよ」
「え……?」
休憩に入る前はイマイチとしか言っていなかったのに。
まあ、でも早く終われるならありがたい。
夜ご飯をテイクアウトしようと思ったけど、浮いた時間でスーパーに寄って何か作ろうかな。
ーーーー
買い物をしていると同じ時期にモデルになったマオミと会った。
「リエーフじゃん!買い物なんて珍しいね!」
「たまには、ね」
「何作るの~?私の分も作ってよ!」
「え、それはちょっと……」
●●さんとの愛の巣に他の女性を入れたくない。
だけど、マオミとは一緒に仕事をして切磋琢磨した仲。無下にもできない。
悩んでいると、
「じゃあ少しだけ!ちょっと家覗いたら帰るから!」
「それなら……」
料理が作り終わるまで、そう約束して家にあげることにした。