〜第三章〜 エルマン
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少し可愛らしい袋に入れた体操服を大事に抱えて、お目当ての人物が教室に入ってくるのを待つ。
「あ、月島君!」
「◯◯さん、おはよう」
「おはよう、あのね、コレありがとう」
そう言って体操服の入った袋を渡した。
「うん」
今日はそれだけじゃない。大事なミッションがある。
「それでね、月島君って博物館に興味ある?良ければ一緒にどうかな?」
あれ、この言い方だと体操服のお礼じゃなくて、ただ単にお出掛けに誘ったみたいになっちゃった。
急いで訂正しようと思ったら、
「行く」
無粋なことは一切なく、シンプルな返事。
ケーキ屋さんに誘ったときと同じ反応。
「そっか……そっか!」
断られなくて良かった。
「日にち決めていい?月島君、部活ない日っていつ?」
私は鞄から手帳を取り出して広げた。
「この日と………この日は休み」
予定の入っていない休日の欄を指差す月島君。
「じゃあ、この日にしようか!」
空欄に“月島君と博物館”の文字を書き込んだ。
何もなかったスケジュールにその文字があるだけで充実した気分になる。
家に帰ったらハートで囲おうかな。
「ふふっ」
「嬉しそうだね」
「あ、うん。博物館好きだから」
心にもない嘘を咄嗟に吐いてしまった。
だけど、これを機に好きになる可能性もある。
だから、嘘を真実にすればいい。
「楽しみにしているね」
そう言って月島君は自分の席に戻った。
早く約束の日にならないかな。
「あ、月島君!」
「◯◯さん、おはよう」
「おはよう、あのね、コレありがとう」
そう言って体操服の入った袋を渡した。
「うん」
今日はそれだけじゃない。大事なミッションがある。
「それでね、月島君って博物館に興味ある?良ければ一緒にどうかな?」
あれ、この言い方だと体操服のお礼じゃなくて、ただ単にお出掛けに誘ったみたいになっちゃった。
急いで訂正しようと思ったら、
「行く」
無粋なことは一切なく、シンプルな返事。
ケーキ屋さんに誘ったときと同じ反応。
「そっか……そっか!」
断られなくて良かった。
「日にち決めていい?月島君、部活ない日っていつ?」
私は鞄から手帳を取り出して広げた。
「この日と………この日は休み」
予定の入っていない休日の欄を指差す月島君。
「じゃあ、この日にしようか!」
空欄に“月島君と博物館”の文字を書き込んだ。
何もなかったスケジュールにその文字があるだけで充実した気分になる。
家に帰ったらハートで囲おうかな。
「ふふっ」
「嬉しそうだね」
「あ、うん。博物館好きだから」
心にもない嘘を咄嗟に吐いてしまった。
だけど、これを機に好きになる可能性もある。
だから、嘘を真実にすればいい。
「楽しみにしているね」
そう言って月島君は自分の席に戻った。
早く約束の日にならないかな。
