赤いストラップ
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今日はゆっこが講義を取っていなかったので、私一人で約束のラウンジに向かった。
ーーーー
「はい、コピー」
「助かりました。あの、お礼に、よかったらこれ食べてください」
手提げ袋の中にはバイト先の新作の林檎ケーキが入った箱と例のストラップ。
もちろん千切れた紐は新しい物に交換済み。
「ありがとう。………このストラップ」
この流れで、最初にメールを送ったときになぜ返事がなかったのかを聞いてみた。
「あの発言をしてから、色んな人から自分が電車の君ですってメールが大量に来て。それ系の内容は全部スルーしてた」
嘘をついてお近づきになりたい人、いたずらメールを送りたい人、確かに色んな人がいそう。
「じゃあ、次の配信のときにストラップが戻ってきた話をしたらたら、メールが止みますね!」
「ふふ、そうかもね。それにしても、ストラップの件もだけど、よく行くケーキ屋に同じ大学、何かの縁を感じるね」
そう言って、イタズラっぽく笑ったコヅケンさんにドキッとしてしまった。
赤い糸ならぬ、赤いストラップ?
そんなことを思ったのは内緒。
ーーFinーー
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「はい、コピー」
「助かりました。あの、お礼に、よかったらこれ食べてください」
手提げ袋の中にはバイト先の新作の林檎ケーキが入った箱と例のストラップ。
もちろん千切れた紐は新しい物に交換済み。
「ありがとう。………このストラップ」
この流れで、最初にメールを送ったときになぜ返事がなかったのかを聞いてみた。
「あの発言をしてから、色んな人から自分が電車の君ですってメールが大量に来て。それ系の内容は全部スルーしてた」
嘘をついてお近づきになりたい人、いたずらメールを送りたい人、確かに色んな人がいそう。
「じゃあ、次の配信のときにストラップが戻ってきた話をしたらたら、メールが止みますね!」
「ふふ、そうかもね。それにしても、ストラップの件もだけど、よく行くケーキ屋に同じ大学、何かの縁を感じるね」
そう言って、イタズラっぽく笑ったコヅケンさんにドキッとしてしまった。
赤い糸ならぬ、赤いストラップ?
そんなことを思ったのは内緒。
ーーFinーー