猫のような君
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翌日、友達のヒカリに告白されたことを話した。
「えー!●●、告白されたの!?誰々?!」
「声大きい……。言っても分からないと思うよ」
「それでも気になる!」
「◯◯さん、おはよう。朝から何の話?」
私とヒカリの会話に登校したばかりの孤爪君が入ってきた。
これだけ大きな声で話していれば気にもなるか。
「実は●●が告白されたみたいでね!」
言わなくても良いのに、丁寧に説明しだしたヒカリ。
「へー、それで返事はどうするの?」
「保留中」
「ふーん」
聞いてきたくせに興味があるのかないのか分からない。
そもそも私は孤爪君に何て言ってほしかったの?
そいつと付き合うの?とか、そんなやつやめて俺にしておけ、とか。
いやいや、絶対にあり得ない。
自分の妄想を振り払っていると、
「ところで俺とゲーム買いに行くのはいつにするの?」
「え……?」
今なんて?
「私、告白されたんだけど」
「でも、返事はまだなんでしょ?」
「そうだけど」
孤爪君の理屈では告白されても返事をしていなければ異性と遊んでもセーフ、と。
生憎、私にはそんな神経を持ち合わせていない。
返事に困っていると、
「まあ、いいや」
と、あっさり引き下がった。
なんだ、それほど一緒に行きたかったワケじゃないんじゃない。
本当に猫みたいに気まぐれなんだから。
「えー!●●、告白されたの!?誰々?!」
「声大きい……。言っても分からないと思うよ」
「それでも気になる!」
「◯◯さん、おはよう。朝から何の話?」
私とヒカリの会話に登校したばかりの孤爪君が入ってきた。
これだけ大きな声で話していれば気にもなるか。
「実は●●が告白されたみたいでね!」
言わなくても良いのに、丁寧に説明しだしたヒカリ。
「へー、それで返事はどうするの?」
「保留中」
「ふーん」
聞いてきたくせに興味があるのかないのか分からない。
そもそも私は孤爪君に何て言ってほしかったの?
そいつと付き合うの?とか、そんなやつやめて俺にしておけ、とか。
いやいや、絶対にあり得ない。
自分の妄想を振り払っていると、
「ところで俺とゲーム買いに行くのはいつにするの?」
「え……?」
今なんて?
「私、告白されたんだけど」
「でも、返事はまだなんでしょ?」
「そうだけど」
孤爪君の理屈では告白されても返事をしていなければ異性と遊んでもセーフ、と。
生憎、私にはそんな神経を持ち合わせていない。
返事に困っていると、
「まあ、いいや」
と、あっさり引き下がった。
なんだ、それほど一緒に行きたかったワケじゃないんじゃない。
本当に猫みたいに気まぐれなんだから。