〜第一章〜 私の専属へアスタイリスト
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文化祭は何事もなく終わった。
そりゃそうだ、私のクラスなんてただの休憩所だもの。
残すは後夜祭のみ。
「持ってきた漫画まとめておいてよー」
「この漫画の3巻どこか知らねぇか?」
「机と椅子戻してー」
時間までに文化祭展示物の片付けをする人たち、出し物の打ち合わせをする人たち、暇を弄ぶ人たち。
「東峰は後夜祭何かする?ほら、告白大会とかで」
「ないない、そんな度胸ないし」
度胸があればしていたのか。
日が暮れた頃、運動場の特設ステージの周りに生徒たちが集まってきた。
「ただいまより、後夜祭を開催いたします!最後まで盛り上がっていこうぜ!」
文化祭実行委員の人のアナウンスによって順々に催し物が始まる。
ダンス部のダンス、軽音部のライブ、自由参加の漫才コント。
そして目玉の告白大会。
告白の内容は様々。恩師への感謝の気持ちを伝えたり、付き合っている人が改めて恋人に想いを伝えたり、そして片想いの人の愛の告白。
「英語の花田先生!!いつも赤点取ってごめんなさい!これからも多分取ると思うので、よろしくお願いします!!」
「いい加減にしろー!」
そんなことを言いつつ、満更でもない花田先生。
序盤はお世話になった先生や文化祭を仕切ってくれた生徒会への感謝の気持ちの告白だった。
そしてメインの愛の告白タイム。
ステージに上がる3年生男子。大きく深呼吸をした。
「2組の渡部さん!ずっと好きでした!俺と付き合ってください!」
司会の人の誘導で渡部さんが壇上する。
男子生徒は頭を下げ手を前に出して待機している。
結ばれるのかな?どうなるのかな。
見ているこっちまでドキドキしてくる。
「ごめんなさい」
あちゃーダメだったか。
渡部さんがステージから降りた後、振られた男子生徒は役員たちによって度胸を祝して胴上げされた。
その一連の流れを見ていた東峰は、
「毎年思うけど、心臓がもたない」
なんて、情けないことを言う。
ねぇ、東峰。東峰は度胸があったら誰に告白していたの?
そりゃそうだ、私のクラスなんてただの休憩所だもの。
残すは後夜祭のみ。
「持ってきた漫画まとめておいてよー」
「この漫画の3巻どこか知らねぇか?」
「机と椅子戻してー」
時間までに文化祭展示物の片付けをする人たち、出し物の打ち合わせをする人たち、暇を弄ぶ人たち。
「東峰は後夜祭何かする?ほら、告白大会とかで」
「ないない、そんな度胸ないし」
度胸があればしていたのか。
日が暮れた頃、運動場の特設ステージの周りに生徒たちが集まってきた。
「ただいまより、後夜祭を開催いたします!最後まで盛り上がっていこうぜ!」
文化祭実行委員の人のアナウンスによって順々に催し物が始まる。
ダンス部のダンス、軽音部のライブ、自由参加の漫才コント。
そして目玉の告白大会。
告白の内容は様々。恩師への感謝の気持ちを伝えたり、付き合っている人が改めて恋人に想いを伝えたり、そして片想いの人の愛の告白。
「英語の花田先生!!いつも赤点取ってごめんなさい!これからも多分取ると思うので、よろしくお願いします!!」
「いい加減にしろー!」
そんなことを言いつつ、満更でもない花田先生。
序盤はお世話になった先生や文化祭を仕切ってくれた生徒会への感謝の気持ちの告白だった。
そしてメインの愛の告白タイム。
ステージに上がる3年生男子。大きく深呼吸をした。
「2組の渡部さん!ずっと好きでした!俺と付き合ってください!」
司会の人の誘導で渡部さんが壇上する。
男子生徒は頭を下げ手を前に出して待機している。
結ばれるのかな?どうなるのかな。
見ているこっちまでドキドキしてくる。
「ごめんなさい」
あちゃーダメだったか。
渡部さんがステージから降りた後、振られた男子生徒は役員たちによって度胸を祝して胴上げされた。
その一連の流れを見ていた東峰は、
「毎年思うけど、心臓がもたない」
なんて、情けないことを言う。
ねぇ、東峰。東峰は度胸があったら誰に告白していたの?