〜第一章〜 私の専属へアスタイリスト
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烏野高校はまもなく文化祭シーズン。
3年生は受験生だと言うことで文化祭に力を入れてもいいし、休憩所扱いになる簡素な展示物のどちらでもいいことになっている。
私のクラスは後者。
各々漫画を持ち寄った漫画喫茶になった。
ただし喫茶とは名ばかりの食べ物と飲み物はなし。
特進クラスでなくても受験する人はたくさんいる。
私もそのうちの1人。
だからこのくらい楽なのはありがたい。
「東峰よかったね、部活に専念できて」
「そうだな」
「もうすぐ春高の代表決定戦だっけ?」
「ああ」
「私、応援に行こうかな」
「それは、ちょっとプレッシャー」
「なんでよ!」
本当に東峰は見た目にそぐわずメンタルが弱いんだから。
こうなったら意地でも応援に行ってやる。
「そんなメンタルで部活と受験の両立、大丈夫なの?」
「え?俺、卒業したら就職するよ」
「そんな話聞いていない」
てっきり進学するのかと思っていた。
あわよくば同じ大学だったら嬉しいとまで考えていた。
「話さなかったっけ」
「うん………」
そう言えば東峰とは下らない話はすれど、真面目な話をしたことがない。
私に話してもしょうがないと思われているのか。
なんだか少し寂しく感じた。
「これから私のヘアアップ誰がしてくれるのさ」
「とうとう◯◯も一人立ちだな」
「えー、嫌だな」
本当に嫌だ。
東峰と離れるなんて。
「でもでも、就職は地元でしょ?」
「んー、今のところはね」
なんで、そんな歯切れの悪い返事をするのよ。
文化祭はどんな髪型にしてもらおうかな、なんて考えていたが、そんなことどうでもよくなるくらいショックを受けた私は、その日の内に髪をバッサリ切りに行った。
告白していないのに、なんだか失恋した気分。
3年生は受験生だと言うことで文化祭に力を入れてもいいし、休憩所扱いになる簡素な展示物のどちらでもいいことになっている。
私のクラスは後者。
各々漫画を持ち寄った漫画喫茶になった。
ただし喫茶とは名ばかりの食べ物と飲み物はなし。
特進クラスでなくても受験する人はたくさんいる。
私もそのうちの1人。
だからこのくらい楽なのはありがたい。
「東峰よかったね、部活に専念できて」
「そうだな」
「もうすぐ春高の代表決定戦だっけ?」
「ああ」
「私、応援に行こうかな」
「それは、ちょっとプレッシャー」
「なんでよ!」
本当に東峰は見た目にそぐわずメンタルが弱いんだから。
こうなったら意地でも応援に行ってやる。
「そんなメンタルで部活と受験の両立、大丈夫なの?」
「え?俺、卒業したら就職するよ」
「そんな話聞いていない」
てっきり進学するのかと思っていた。
あわよくば同じ大学だったら嬉しいとまで考えていた。
「話さなかったっけ」
「うん………」
そう言えば東峰とは下らない話はすれど、真面目な話をしたことがない。
私に話してもしょうがないと思われているのか。
なんだか少し寂しく感じた。
「これから私のヘアアップ誰がしてくれるのさ」
「とうとう◯◯も一人立ちだな」
「えー、嫌だな」
本当に嫌だ。
東峰と離れるなんて。
「でもでも、就職は地元でしょ?」
「んー、今のところはね」
なんで、そんな歯切れの悪い返事をするのよ。
文化祭はどんな髪型にしてもらおうかな、なんて考えていたが、そんなことどうでもよくなるくらいショックを受けた私は、その日の内に髪をバッサリ切りに行った。
告白していないのに、なんだか失恋した気分。
