〜第二章〜 私の専属ファッションスタイリスト
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待ち合わせ場所のホテルの近くで旭を探すと、こちらに向かってくる背の高い長髪男性が見えた。
「●●!」
「旭ー!」
ああ、旭だ。
目の前に旭がいる。
本当は抱きつきたいけど公衆の面前だから我慢、我慢。
「髪伸びたな」
「旭よりかはまだ短いけどね」
卒業以来だからまだ2ヶ月くらいしか経っていないのに、もう長い間会っていないように感じる。
「ホテル行こうか」
予約してあるカップルプランのビジネスホテルへ向かった。
よくあるなんの変哲もないホテル。
案内された部屋はバストイレ別のダブルベッドに、ちょっとしたテーブルと椅子があるダブルルーム。
取りあえずお互い荷物を置いてからベッドへボフッと腰かける。
「ご飯会は楽しかった?」
「ああ」
会話もそこそこに旭が抱きついてきた。
「あ、あ、旭?!」
「会いたかった」
私だって会いたかったし抱きつきたかったけど、まさか旭の方から抱きついて来るなんて。
まだ心の準備が出来ていない。
私は話題をそらしたくて、先日電話で旭が言っていたことを聞いた。
「そう言えば、直接話したいことってなんだった?」
「あー」
旭は今じゃなきゃダメか?と言いたげな顔をしたが、よっぽど大事な話なんだろう。
私から離れて姿勢を正した。
「俺さ、今度初めてデザイン任されることになったんだ。上司が試しに挑戦してみなって」
「えー!凄いね!おめでとう!」
パターン製作しかやらせてもらえないと言っていた旭がついにデザイン画まで。
「うん。それで、●●に着て欲しい服をコンセプトに考えようと思っている」
「え、私なんかでいいの?田舎臭いデザインにならない?旭の周りにはもっとオシャレな人いるでしょ?その人に合う服の方が……」
いつの日からだろう、自分に自信がもてなくなったのは。
あんなに旭がデザインした服を一番に着るのは私ね、って言っていたのに。
「●●がいい」
「でも……」
「愛おしい人を自分の手で着飾りたい気持ちが、デザイナーの……俺の原動力なんだ。私なんかって言うなよ」
まさか旭に自信付けられる日が来るとは。
「分かった。その代わりに飛びきり良いデザインにしてよね」
「もちろんだ」
…………ぐうぅぅぅ
空気の読めない私のお腹は大きな音を鳴らした。
「………あ、私夜ご飯まだなんだよね」
早く会いたくて、バイトが終わったその足で待ち合わせ場所に来た私は夜ご飯を食べ損ねていた。
へへへ、と頬を掻いて恥ずかしさをごまかす。
「どっか食べに行くか?それともルームサービスでも頼む?」
「コンビニで買ってきたから」
私は荷物の中のビニール袋を指差した。
「あと、仕事終わりだからシャワーも浴びたいなー、なんて……」
「待ってるから浴びてこい」
私は手提げ袋を持って備え付けのシャワールームへ入った。
速やかにシャワーを済ませると、着てきた服ではなく友達に渡された手提げ袋の中身を取り出した。
「●●!」
「旭ー!」
ああ、旭だ。
目の前に旭がいる。
本当は抱きつきたいけど公衆の面前だから我慢、我慢。
「髪伸びたな」
「旭よりかはまだ短いけどね」
卒業以来だからまだ2ヶ月くらいしか経っていないのに、もう長い間会っていないように感じる。
「ホテル行こうか」
予約してあるカップルプランのビジネスホテルへ向かった。
よくあるなんの変哲もないホテル。
案内された部屋はバストイレ別のダブルベッドに、ちょっとしたテーブルと椅子があるダブルルーム。
取りあえずお互い荷物を置いてからベッドへボフッと腰かける。
「ご飯会は楽しかった?」
「ああ」
会話もそこそこに旭が抱きついてきた。
「あ、あ、旭?!」
「会いたかった」
私だって会いたかったし抱きつきたかったけど、まさか旭の方から抱きついて来るなんて。
まだ心の準備が出来ていない。
私は話題をそらしたくて、先日電話で旭が言っていたことを聞いた。
「そう言えば、直接話したいことってなんだった?」
「あー」
旭は今じゃなきゃダメか?と言いたげな顔をしたが、よっぽど大事な話なんだろう。
私から離れて姿勢を正した。
「俺さ、今度初めてデザイン任されることになったんだ。上司が試しに挑戦してみなって」
「えー!凄いね!おめでとう!」
パターン製作しかやらせてもらえないと言っていた旭がついにデザイン画まで。
「うん。それで、●●に着て欲しい服をコンセプトに考えようと思っている」
「え、私なんかでいいの?田舎臭いデザインにならない?旭の周りにはもっとオシャレな人いるでしょ?その人に合う服の方が……」
いつの日からだろう、自分に自信がもてなくなったのは。
あんなに旭がデザインした服を一番に着るのは私ね、って言っていたのに。
「●●がいい」
「でも……」
「愛おしい人を自分の手で着飾りたい気持ちが、デザイナーの……俺の原動力なんだ。私なんかって言うなよ」
まさか旭に自信付けられる日が来るとは。
「分かった。その代わりに飛びきり良いデザインにしてよね」
「もちろんだ」
…………ぐうぅぅぅ
空気の読めない私のお腹は大きな音を鳴らした。
「………あ、私夜ご飯まだなんだよね」
早く会いたくて、バイトが終わったその足で待ち合わせ場所に来た私は夜ご飯を食べ損ねていた。
へへへ、と頬を掻いて恥ずかしさをごまかす。
「どっか食べに行くか?それともルームサービスでも頼む?」
「コンビニで買ってきたから」
私は荷物の中のビニール袋を指差した。
「あと、仕事終わりだからシャワーも浴びたいなー、なんて……」
「待ってるから浴びてこい」
私は手提げ袋を持って備え付けのシャワールームへ入った。
速やかにシャワーを済ませると、着てきた服ではなく友達に渡された手提げ袋の中身を取り出した。
