〜第二章〜 私の専属ファッションスタイリスト
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旭とは遠距離恋愛をしているため、夜は大体電話をして寂しさを紛らわしている。
「最近仕事は順調?」
“デザイン画は毎日何かしら考えてはいるけどね、まだパターン製作しかやらせてもらってない、かな”
「そうか。いつか旭がデザインした服が店頭に並ぶの待ってるね」
“ああ、待っていてくれ”
高校の頃の旭ならプレッシャーがって胃を痛めていたのに、社会の歯車になってから少し頼もしくなった。
それが嬉しくもあり、知らないうちに置いていかれるみたいで寂しくもあった。
“●●は大学どうだ?”
「楽しいよ!この間なんて彼氏の話になって、旭との写真見せたんだけど。あ、卒業式のときに撮ったやつね。みんな、旭の老け顔に驚いていた」
“ははは……なんか、ごめん”
「なんで、謝るのよ。私はそんな旭を含めて好きなのに」
“急にそんなこと言われると照れるな”
電話越しでも旭の照れている顔が容易に想像できる。
その顔、実際に目の前で見たい。
「会いたいな……ぁっ」
思っていたことが口から出ていたことに気が付いた。
今そんなことを言っても旭を困らせるだけなのに。
「違っ…!」
急いで訂正しようとしたら、私の声に被せるように旭が謝ってきた。
“ごめんな”
「こんなこと言うつもりじゃなかったのに……」
“我慢させてごめんな”
謝ってほしいわけじゃないのに、今は私が何を言おうと旭を追い詰めるだけになってしまう。
旭だって会いたいと思ってくれているはずなのに、旭の方が忙しいのに。
言うこと全てが裏目に出てしまいそうで、これ以上は何も言えなかった。
「最近仕事は順調?」
“デザイン画は毎日何かしら考えてはいるけどね、まだパターン製作しかやらせてもらってない、かな”
「そうか。いつか旭がデザインした服が店頭に並ぶの待ってるね」
“ああ、待っていてくれ”
高校の頃の旭ならプレッシャーがって胃を痛めていたのに、社会の歯車になってから少し頼もしくなった。
それが嬉しくもあり、知らないうちに置いていかれるみたいで寂しくもあった。
“●●は大学どうだ?”
「楽しいよ!この間なんて彼氏の話になって、旭との写真見せたんだけど。あ、卒業式のときに撮ったやつね。みんな、旭の老け顔に驚いていた」
“ははは……なんか、ごめん”
「なんで、謝るのよ。私はそんな旭を含めて好きなのに」
“急にそんなこと言われると照れるな”
電話越しでも旭の照れている顔が容易に想像できる。
その顔、実際に目の前で見たい。
「会いたいな……ぁっ」
思っていたことが口から出ていたことに気が付いた。
今そんなことを言っても旭を困らせるだけなのに。
「違っ…!」
急いで訂正しようとしたら、私の声に被せるように旭が謝ってきた。
“ごめんな”
「こんなこと言うつもりじゃなかったのに……」
“我慢させてごめんな”
謝ってほしいわけじゃないのに、今は私が何を言おうと旭を追い詰めるだけになってしまう。
旭だって会いたいと思ってくれているはずなのに、旭の方が忙しいのに。
言うこと全てが裏目に出てしまいそうで、これ以上は何も言えなかった。
