猛暑とエアコン
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あれから季節は移り変わり、すっかりエアコンを使わなくなった。
花粉に向けてマスクでも買おうと薬局へ行く。
ついでに他に買うものはあったかな。
店内を見て回ると、そう言えば最近生理用品買っていないことに気付いた。
スマホのカレンダーを見ると……え、2ヶ月遅れてる。
まさかね、でも念のために。
妊娠検査薬を手にしてお会計を済ませる。
家に帰って早速使ってみると。
「二本線……」
どう見てもくっきりと出ている二本の線。
相手は貴大しか考えられない。
思い返せば居候を始めた頃から生理が来ていないかも。
そして避妊具も流れでしてしまった最初の1回は用意していなかった。
どうしよう。取りあえず貴大に電話する?
私は震える手で電話マークをタップした。
“もしもし”
電話はあっさりと繋がった。
もしかして、まだプー太郎なの?
「貴大……」
“おん、どうした?”
「大事な話があるの」
“………”
「私………妊娠したみたい。貴大との子を」
固唾を呑み込み貴大の反応を伺う。
“まじか……●●、今家か?”
「うん」
“ちょっと待っとけ”
それだけ言い残すと、通話が終了した。
来てくれるの?
だけど、待てども貴大は来なかった。
貴大の家から私の家までそんなに遠くないし。
そもそも外にいた?いや、でも電話越しにテレビの音が聞こえたから絶対に室内にいたはず。
待っている間、私のスマホの検索履歴は「シングルマザー」「怠惰 費用」「妊娠 逃げられた」「堕ろす 周期」などと不吉な言葉ばかりに。
花粉に向けてマスクでも買おうと薬局へ行く。
ついでに他に買うものはあったかな。
店内を見て回ると、そう言えば最近生理用品買っていないことに気付いた。
スマホのカレンダーを見ると……え、2ヶ月遅れてる。
まさかね、でも念のために。
妊娠検査薬を手にしてお会計を済ませる。
家に帰って早速使ってみると。
「二本線……」
どう見てもくっきりと出ている二本の線。
相手は貴大しか考えられない。
思い返せば居候を始めた頃から生理が来ていないかも。
そして避妊具も流れでしてしまった最初の1回は用意していなかった。
どうしよう。取りあえず貴大に電話する?
私は震える手で電話マークをタップした。
“もしもし”
電話はあっさりと繋がった。
もしかして、まだプー太郎なの?
「貴大……」
“おん、どうした?”
「大事な話があるの」
“………”
「私………妊娠したみたい。貴大との子を」
固唾を呑み込み貴大の反応を伺う。
“まじか……●●、今家か?”
「うん」
“ちょっと待っとけ”
それだけ言い残すと、通話が終了した。
来てくれるの?
だけど、待てども貴大は来なかった。
貴大の家から私の家までそんなに遠くないし。
そもそも外にいた?いや、でも電話越しにテレビの音が聞こえたから絶対に室内にいたはず。
待っている間、私のスマホの検索履歴は「シングルマザー」「怠惰 費用」「妊娠 逃げられた」「堕ろす 周期」などと不吉な言葉ばかりに。