〜第一章〜 誤った距離
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ーー五色sideーー
「工ー!どこ行ってたんだヨ!」
「すみません!」
学校に着くと牛島さんどころか、他の部員全員がロードワークを終えていた。
「大方迷子にでもなってたんでしょう」
「うぐっ」
面白そうに突っ込んでくる天童さん。痛いところを付かれた。
しかも図星だから何も言い返せない。
「俺のスピードに付いてくることができれば迷子にならない」
牛島さんはできるならな、と俺を見下ろしながら言ってきた。
クッソー!絶対に牛島さんを負かして俺がエースになる!
そのときはそればっかり考えていて、学校まで送ってくれたお姉さんのことはすっかり忘れていた。
「工ー!どこ行ってたんだヨ!」
「すみません!」
学校に着くと牛島さんどころか、他の部員全員がロードワークを終えていた。
「大方迷子にでもなってたんでしょう」
「うぐっ」
面白そうに突っ込んでくる天童さん。痛いところを付かれた。
しかも図星だから何も言い返せない。
「俺のスピードに付いてくることができれば迷子にならない」
牛島さんはできるならな、と俺を見下ろしながら言ってきた。
クッソー!絶対に牛島さんを負かして俺がエースになる!
そのときはそればっかり考えていて、学校まで送ってくれたお姉さんのことはすっかり忘れていた。