〜第二章〜 近づく距離
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
花火大会のために工君と交換した連絡先。
そのときは時間を決めるやり取りしかしなかったが、終わってからは雑談もするようになった。
工君は相変わらずバレーに勤しんでいるようだ。
朝の挨拶から夜の寝る前までほとんどメッセージが返ってこない。
ジョギングも滅多にすれ違わなくなった。
こんなに忙しくて友達と遊ぶ時間や夏休みの課題をする時間はあるのかな?
そう思うくらい。8月も半分が終わっていた。
ある日、夜に電話できませんか?と工君からメッセージが来た。
私は快く承諾をした。
会えない分メッセージでやり取りはするけど、久しぶりに声を聞くな。
あれ、なんだかこれって恋する乙女みたいな思考じゃないか?
いやいや、そんな訳ない。気のせい。
私は寝支度を済ませた後、工君からの電話を待った。
“もしもし”
「もしもし、電話なんて珍しいね」
ちょっとだけ緊張しちゃうな、そんなことを思っていたら、
“あの……その。●●さん、助けてください”
と深刻そうな声で工君から助けを求められた。
「どうしたの?力になれることがあれば何でもするよ?」
“実は夏休みの課題が終わらなくて”
え、それが助けて欲しいこと?
「大変だろうけど、それは工君自身がやらないと意味がないのよ」
“そんな~!”
情けない声で絶望する工君。頑張って乗り越えるんだ。
“じゃあ、俺が集中力切らさないように見張っててくれませんか?”
「それくらいなら」
こうして、後日工君が課題をする様を見張ることになった。
そのときは時間を決めるやり取りしかしなかったが、終わってからは雑談もするようになった。
工君は相変わらずバレーに勤しんでいるようだ。
朝の挨拶から夜の寝る前までほとんどメッセージが返ってこない。
ジョギングも滅多にすれ違わなくなった。
こんなに忙しくて友達と遊ぶ時間や夏休みの課題をする時間はあるのかな?
そう思うくらい。8月も半分が終わっていた。
ある日、夜に電話できませんか?と工君からメッセージが来た。
私は快く承諾をした。
会えない分メッセージでやり取りはするけど、久しぶりに声を聞くな。
あれ、なんだかこれって恋する乙女みたいな思考じゃないか?
いやいや、そんな訳ない。気のせい。
私は寝支度を済ませた後、工君からの電話を待った。
“もしもし”
「もしもし、電話なんて珍しいね」
ちょっとだけ緊張しちゃうな、そんなことを思っていたら、
“あの……その。●●さん、助けてください”
と深刻そうな声で工君から助けを求められた。
「どうしたの?力になれることがあれば何でもするよ?」
“実は夏休みの課題が終わらなくて”
え、それが助けて欲しいこと?
「大変だろうけど、それは工君自身がやらないと意味がないのよ」
“そんな~!”
情けない声で絶望する工君。頑張って乗り越えるんだ。
“じゃあ、俺が集中力切らさないように見張っててくれませんか?”
「それくらいなら」
こうして、後日工君が課題をする様を見張ることになった。