〜第二章〜 アンタから名前
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ーー佐久早sideーー
目を覚ますと床に寝ていた。かろうじて枕と掛け布団はあるけど。
「あ、起きた?」
「ああ」
なぜ◯◯●●が……。
そう言えば看病に来るって言ってたっけ。
だから玄関の鍵だけ開けて寝室で待とうとしたら、部屋の入り口で力尽きて……。
「本当はベッドまで運びたかったけど、重かったから床でごめん。熱はそこまで高くなかったから」
「そうか」
淡々と状況説明をする◯◯●●。
てか、元々俺の部屋着を返しに来るって言ってたよな。
なんでまた着てるんだ。
俺の視線に気付いた◯◯●●が答えた。
「佐久早聖臣が言ったんだよ、シャワー浴びて着替えろって。勝手にタンス漁るわけにもいかないし、綺麗な服これしかなかったから」
まあ、確かに漁られるよりマシか。てか、もう……
「その服やる」
◯◯●●が着たから汚いとかではなく、今後もここに来るだろうから、うちに来たときの部屋着にすればいい。
なにより似合っているし。
捨てていいと言ったあの服も、今回の服もダボっとサイズの合わない服を着た◯◯●●が可愛く見えた。
小動物的なあれだ。
「取り敢えずベッド行くよ!肩貸すから」
そう言って貸したくれた肩は俺とは全く違う体の作りで、弱々しく感じた。
「体温計って。冷えピタ貼るからおでこ出して。他に何かして欲しいことは?」
だけど、その言葉はとても心強かった。
ーーーー
一眠りした後、空腹で目が覚めた。
今なら◯◯●●が作った物でも食べられそう。
「●●……」
ちょうど俺の部屋の空気清浄機の水トレーのチェックをしにしていた◯◯●●に話しかけた。
「ん?」
「なんかご飯作って……」
「!?」
◯◯●●は驚いたりニヤニヤしたり、忙しく表情を変えてからキッチンへと向かった。
変なやつ。
目を覚ますと床に寝ていた。かろうじて枕と掛け布団はあるけど。
「あ、起きた?」
「ああ」
なぜ◯◯●●が……。
そう言えば看病に来るって言ってたっけ。
だから玄関の鍵だけ開けて寝室で待とうとしたら、部屋の入り口で力尽きて……。
「本当はベッドまで運びたかったけど、重かったから床でごめん。熱はそこまで高くなかったから」
「そうか」
淡々と状況説明をする◯◯●●。
てか、元々俺の部屋着を返しに来るって言ってたよな。
なんでまた着てるんだ。
俺の視線に気付いた◯◯●●が答えた。
「佐久早聖臣が言ったんだよ、シャワー浴びて着替えろって。勝手にタンス漁るわけにもいかないし、綺麗な服これしかなかったから」
まあ、確かに漁られるよりマシか。てか、もう……
「その服やる」
◯◯●●が着たから汚いとかではなく、今後もここに来るだろうから、うちに来たときの部屋着にすればいい。
なにより似合っているし。
捨てていいと言ったあの服も、今回の服もダボっとサイズの合わない服を着た◯◯●●が可愛く見えた。
小動物的なあれだ。
「取り敢えずベッド行くよ!肩貸すから」
そう言って貸したくれた肩は俺とは全く違う体の作りで、弱々しく感じた。
「体温計って。冷えピタ貼るからおでこ出して。他に何かして欲しいことは?」
だけど、その言葉はとても心強かった。
ーーーー
一眠りした後、空腹で目が覚めた。
今なら◯◯●●が作った物でも食べられそう。
「●●……」
ちょうど俺の部屋の空気清浄機の水トレーのチェックをしにしていた◯◯●●に話しかけた。
「ん?」
「なんかご飯作って……」
「!?」
◯◯●●は驚いたりニヤニヤしたり、忙しく表情を変えてからキッチンへと向かった。
変なやつ。