〜第二章〜 アンタから名前
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ーー佐久早sideーー
◯◯●●とデートをすることになった。
人が多いところは苦手だと伝えたら、自信満々にプランを考えるから、と行き先を教えてもらえなかった。
デート当日、半ば無理やり車の助手席に乗せられ、連れていかれた先はスカイウォーク。
「ほらほら行くよ」
長距離の運転にも関わらず、疲れた顔を見せずに無邪気に俺の服の端を引っ張る◯◯●●。
服が伸びるから大人しく付いていくが、◯◯●●なら手を引かれてもいいと思った。別に深い意味はない。
吊橋の中央まで来て景色を眺める。
その景色を綺麗、と言う◯◯●●。
だが俺はキラキラした目で眺める◯◯●●の目の方が綺麗だと思った。
それなのに、
「結構強い風なのに全然揺れないね。あーあ、こんなんじゃ吊橋効果も意味ないなー」
なんて、浅はかな考えを聞いて幻滅したかと思えば、
「ベタでいいでしょ」
と切なそうに言う◯◯●●が気になった。
よく喋って色んな表情をする◯◯●●。
だけど、このときは何を考えているのか分からなかった。
吊橋を渡り終わると◯◯●●はソフトクリームを食べようと言ってきた。
女ってもんはどうしてこうも限定の代物に目がないのか。
店員にソフトを2つ注文すると、予防接種の証明書を求められた。
俺としては打って当たり前。証明書も持参して当たり前。
◯◯●●も予防接種肯定派で安心した。
受け取ったソフトは白色と水色の体に悪そうな色合いだったが、味は旨かった。
食べ終わった後も色々と見て回ってスカイウォーク周辺を満喫した。
帰り道、◯◯●●の運転する助手席に揺られていると、
「今日1日デートしてみてどうだった?」
と、感想を求められた。
「悪くなかった」
最初はこんなところに連れてきやがって、と思っていたが、帰る頃には180度考えが変わっていた。
ただし、次は俺も行き先を考えたい。
そうしないと本当にとんでもないところに連れていかれる可能性があるから。
だけどそれも悪くないかも、と思う俺がいる。
恋愛の楽しさ………か。
こう言うことを言うのかもしれない。
次のデートも楽しみ、と笑う◯◯●●は妙に可愛く見えた。
◯◯●●とデートをすることになった。
人が多いところは苦手だと伝えたら、自信満々にプランを考えるから、と行き先を教えてもらえなかった。
デート当日、半ば無理やり車の助手席に乗せられ、連れていかれた先はスカイウォーク。
「ほらほら行くよ」
長距離の運転にも関わらず、疲れた顔を見せずに無邪気に俺の服の端を引っ張る◯◯●●。
服が伸びるから大人しく付いていくが、◯◯●●なら手を引かれてもいいと思った。別に深い意味はない。
吊橋の中央まで来て景色を眺める。
その景色を綺麗、と言う◯◯●●。
だが俺はキラキラした目で眺める◯◯●●の目の方が綺麗だと思った。
それなのに、
「結構強い風なのに全然揺れないね。あーあ、こんなんじゃ吊橋効果も意味ないなー」
なんて、浅はかな考えを聞いて幻滅したかと思えば、
「ベタでいいでしょ」
と切なそうに言う◯◯●●が気になった。
よく喋って色んな表情をする◯◯●●。
だけど、このときは何を考えているのか分からなかった。
吊橋を渡り終わると◯◯●●はソフトクリームを食べようと言ってきた。
女ってもんはどうしてこうも限定の代物に目がないのか。
店員にソフトを2つ注文すると、予防接種の証明書を求められた。
俺としては打って当たり前。証明書も持参して当たり前。
◯◯●●も予防接種肯定派で安心した。
受け取ったソフトは白色と水色の体に悪そうな色合いだったが、味は旨かった。
食べ終わった後も色々と見て回ってスカイウォーク周辺を満喫した。
帰り道、◯◯●●の運転する助手席に揺られていると、
「今日1日デートしてみてどうだった?」
と、感想を求められた。
「悪くなかった」
最初はこんなところに連れてきやがって、と思っていたが、帰る頃には180度考えが変わっていた。
ただし、次は俺も行き先を考えたい。
そうしないと本当にとんでもないところに連れていかれる可能性があるから。
だけどそれも悪くないかも、と思う俺がいる。
恋愛の楽しさ………か。
こう言うことを言うのかもしれない。
次のデートも楽しみ、と笑う◯◯●●は妙に可愛く見えた。