嘘ツキ
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お腹空いた。
時計を確認するとお昼少し前。
ちょうど良い時間だった。
私はスマホを取り出し、蛍君にメッセージを送った。
“直接話したいことがあるから、今からいつもの公園に来て”
蛍君から“分かった”の返事が来たのを確認してから家を出た。
これで種明かしをして、一緒にお昼ご飯を食べに行けたらいいな。
待ち合わせ場所の公園に着くと、既に蛍君が待っていた。
「蛍君ー!」
駆け寄る私に、
「走って大丈夫なのか」
っと心配する蛍君。
あ、そうか。私ってば病気かもしれない設定だったんだ。
春休みに入ってから一度も蛍君に会えていなかったから、会えるのが嬉しくて、つい。
「実はね………っ……」
話す前に笑が込み上げてきそう。
「全くの健康体でしたー!」
じゃじゃーん、と健康アピールをするために手足を大きく広げてみせた。
「は、何それ。嘘付いたの?」
「強いて言うなら恋の病?」
「うるさい」
口ではそんなことを言っているけど、内心安堵しているんじゃないの?
私はニヤニヤしながら問いかけた。
「ねぇ、心配した?心配した?」
「してないし」
「もー嘘ツッキーなんだから」
「その呼び方やめて」
“嘘付き”と“ツッキー”を合わせた上手い言い方だと思ったんだけど、どうやら本人には不評のよう。
「謝るから、今から一緒にお昼食べに行かない?」
「●●の奢りなら許す」
「仕方がないなー」
何だかんだ、二人で手を繋いで飲食店へ向かいましたとさ。
ーーFinーー
時計を確認するとお昼少し前。
ちょうど良い時間だった。
私はスマホを取り出し、蛍君にメッセージを送った。
“直接話したいことがあるから、今からいつもの公園に来て”
蛍君から“分かった”の返事が来たのを確認してから家を出た。
これで種明かしをして、一緒にお昼ご飯を食べに行けたらいいな。
待ち合わせ場所の公園に着くと、既に蛍君が待っていた。
「蛍君ー!」
駆け寄る私に、
「走って大丈夫なのか」
っと心配する蛍君。
あ、そうか。私ってば病気かもしれない設定だったんだ。
春休みに入ってから一度も蛍君に会えていなかったから、会えるのが嬉しくて、つい。
「実はね………っ……」
話す前に笑が込み上げてきそう。
「全くの健康体でしたー!」
じゃじゃーん、と健康アピールをするために手足を大きく広げてみせた。
「は、何それ。嘘付いたの?」
「強いて言うなら恋の病?」
「うるさい」
口ではそんなことを言っているけど、内心安堵しているんじゃないの?
私はニヤニヤしながら問いかけた。
「ねぇ、心配した?心配した?」
「してないし」
「もー嘘ツッキーなんだから」
「その呼び方やめて」
“嘘付き”と“ツッキー”を合わせた上手い言い方だと思ったんだけど、どうやら本人には不評のよう。
「謝るから、今から一緒にお昼食べに行かない?」
「●●の奢りなら許す」
「仕方がないなー」
何だかんだ、二人で手を繋いで飲食店へ向かいましたとさ。
ーーFinーー
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