思い出のカルーアミルク
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ーーおまけ②(月島side)ーー
1年後カメイアリーナ仙台にて。
轟音のような歓声がアリーナを包み込んでいる。
今日はシュヴァイデンアドラーズとMSBYブラックジャッカルの試合。
観客席の硬い椅子に腰掛け、僕は手に持った選手名簿を眺める。
知った顔ぶればかりだ。
高校が同じだったヤツ。
その時に対戦した、コートの反対側に立っていたヤツ。
僕は試合開始までの時間を潰しながら、同級生の山口が来るのを待っていた。
「ツッキー、お待たせ!買ってきた!本当に宮兄弟の治さんだった。ツッキービール飲む?売り子さん居たよ!」
そう言って、山口は息を弾ませながら、ビニール袋を掲げた。
袋の中には、名物の手作りおにぎりと、冷えた缶ビールが入っている。
僕がビールを飲まないのを知っていて聞いてくるなんて。
僕はフッと口元に皮肉めいた笑みを浮かべた。
「僕はカルーアミルクしか飲まない。カルーアミルクをバカにする人間とも飲まない」
そう答えて、僕は去年のゼミの飲み会で、無理やりビールを押し付けられていた自分を思い出す。
昨年、無理やりゼミの飲み会に参加していなければ、●●に話しかけてもらわなければ、僕はお酒そのものが嫌いなままだったかもしれない。
なんだか、無性にカルーアミルクが飲みたくなってきた。
試合が終わったら、牛乳といちごのショートケーキを買って、●●の家に行こうかな。
1年後カメイアリーナ仙台にて。
轟音のような歓声がアリーナを包み込んでいる。
今日はシュヴァイデンアドラーズとMSBYブラックジャッカルの試合。
観客席の硬い椅子に腰掛け、僕は手に持った選手名簿を眺める。
知った顔ぶればかりだ。
高校が同じだったヤツ。
その時に対戦した、コートの反対側に立っていたヤツ。
僕は試合開始までの時間を潰しながら、同級生の山口が来るのを待っていた。
「ツッキー、お待たせ!買ってきた!本当に宮兄弟の治さんだった。ツッキービール飲む?売り子さん居たよ!」
そう言って、山口は息を弾ませながら、ビニール袋を掲げた。
袋の中には、名物の手作りおにぎりと、冷えた缶ビールが入っている。
僕がビールを飲まないのを知っていて聞いてくるなんて。
僕はフッと口元に皮肉めいた笑みを浮かべた。
「僕はカルーアミルクしか飲まない。カルーアミルクをバカにする人間とも飲まない」
そう答えて、僕は去年のゼミの飲み会で、無理やりビールを押し付けられていた自分を思い出す。
昨年、無理やりゼミの飲み会に参加していなければ、●●に話しかけてもらわなければ、僕はお酒そのものが嫌いなままだったかもしれない。
なんだか、無性にカルーアミルクが飲みたくなってきた。
試合が終わったら、牛乳といちごのショートケーキを買って、●●の家に行こうかな。
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