思い出のカルーアミルク
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ーーおまけ①ーー
月島君は、私が差し出したミネラルウォーターのボトルを少しだけ口に含み、先ほどまでの熱っぽい雰囲気から、少しずつ冷静さを取り戻そうとしていた。
「ところで、来る途中で会ったあの人たちって誰」
サオリちゃんたちのことだろう。
「高校の同級生でね。私、今でこそコンタクトだけど、当時は眼鏡かけていたから、陰キャだとかからかわれたの」
私はグラスに残った自分のカルーアミルクを一口飲みながら、少し苦笑した。
「久しぶりなのに、よく◯◯さんだって分かったね」
「実は、昨日高校の同窓会があって、そこで会ったんだよね」
「ふーん」
月島君は、特に感情を込めずにそう呟いた。
だから、今日のゼミの飲み会では、お酒を控えるつもりだった。
二日酔いの胃を休ませるためと、昨日の同窓会の余韻を断ち切るために。
結局、最初の1杯と月島君から奪ったビール、そして今飲んでいるカルーアミルクの、計3杯飲んだことになるけれど。
これでも、私にしてはかなり控えめだ。
「眼鏡いいじゃん。見てみたい」
急に月島君が身を乗り出し、興味深そうに言った。
酔っているせいか、その言葉には、いつもの皮肉めいたトゲがない。
純粋な好奇心。
「え、それはちょっと……」
私は恥ずかしくなって、思わず顔を背けた。
「今なら僕酔ってるから、見ても忘れるかもしれないよ?」
彼はそう言って、ニヤリと笑った。
酔っているとはいえ、その笑顔には、からかいと、そして少しの色気が含まれているように感じた。
「そ、そのうち。もっと仲良くなったら考えます」
私はなんとか照れを隠し、きっぱりと答えた。
「それは楽しみだな」
月島君は意地悪な笑みを浮かべた。
ゴム、本当に買っておけばよかった……なんてね。
月島君は、私が差し出したミネラルウォーターのボトルを少しだけ口に含み、先ほどまでの熱っぽい雰囲気から、少しずつ冷静さを取り戻そうとしていた。
「ところで、来る途中で会ったあの人たちって誰」
サオリちゃんたちのことだろう。
「高校の同級生でね。私、今でこそコンタクトだけど、当時は眼鏡かけていたから、陰キャだとかからかわれたの」
私はグラスに残った自分のカルーアミルクを一口飲みながら、少し苦笑した。
「久しぶりなのに、よく◯◯さんだって分かったね」
「実は、昨日高校の同窓会があって、そこで会ったんだよね」
「ふーん」
月島君は、特に感情を込めずにそう呟いた。
だから、今日のゼミの飲み会では、お酒を控えるつもりだった。
二日酔いの胃を休ませるためと、昨日の同窓会の余韻を断ち切るために。
結局、最初の1杯と月島君から奪ったビール、そして今飲んでいるカルーアミルクの、計3杯飲んだことになるけれど。
これでも、私にしてはかなり控えめだ。
「眼鏡いいじゃん。見てみたい」
急に月島君が身を乗り出し、興味深そうに言った。
酔っているせいか、その言葉には、いつもの皮肉めいたトゲがない。
純粋な好奇心。
「え、それはちょっと……」
私は恥ずかしくなって、思わず顔を背けた。
「今なら僕酔ってるから、見ても忘れるかもしれないよ?」
彼はそう言って、ニヤリと笑った。
酔っているとはいえ、その笑顔には、からかいと、そして少しの色気が含まれているように感じた。
「そ、そのうち。もっと仲良くなったら考えます」
私はなんとか照れを隠し、きっぱりと答えた。
「それは楽しみだな」
月島君は意地悪な笑みを浮かべた。
ゴム、本当に買っておけばよかった……なんてね。
