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翌日、ちゃんと部活に行った。縁下と約束したから仕方なく。
「昨日は勝手に帰ってすみませんでした」
顧問と先輩、後輩に頭を下げた。
「今日からまた頑張れよ」
思ったよりお咎めはなく、顧問からはその一言で終わった。
「私らは顧問と違ってビシバシやっちゃうからね~」
先輩たちが私の肩を組んで言った。
気まずくならないための配慮だろう。
そう思っていたが、本当に今日はいつもより少しだけ厳しかった。
「15分休憩ー!」
その掛け声でようやく座ることができた。
少し風に当たろうかな。
私は立ち上がり体育館を出た。
外は涼しい。心地よい風が吹いている。
ふと隣の第二体育館を見ると、あっちも休憩なのか部員たちが風に当たるためにゾロゾロと出てきた。
「あ、縁下」
縁下がいると言うことは第二体育館は男子バレー部が使っているのか。
「◯◯じゃん。なんだまたサボりか?」
「どう見ても部活の休憩中」
汗だくの体操着を見たら分かるでしょ。
縁下は冗談だよ、と笑った。
「ねえ、縁下」
「ん?」
「ありがとうね。昨日、背中押してくれて」
「◯◯が勇気を出したからだよ」
この男は、あくまでも自分はなにもしていないと言い張るつもりだ。
「縁下がどう思おうが、私は感謝しているから!休憩終わるから行くね」
本当はまだ少し休憩時間は残っているが、なんとなくこれ以上縁下と顔を合わせるのが恥ずかしくて、逃げるように体育館に戻った。
「昨日は勝手に帰ってすみませんでした」
顧問と先輩、後輩に頭を下げた。
「今日からまた頑張れよ」
思ったよりお咎めはなく、顧問からはその一言で終わった。
「私らは顧問と違ってビシバシやっちゃうからね~」
先輩たちが私の肩を組んで言った。
気まずくならないための配慮だろう。
そう思っていたが、本当に今日はいつもより少しだけ厳しかった。
「15分休憩ー!」
その掛け声でようやく座ることができた。
少し風に当たろうかな。
私は立ち上がり体育館を出た。
外は涼しい。心地よい風が吹いている。
ふと隣の第二体育館を見ると、あっちも休憩なのか部員たちが風に当たるためにゾロゾロと出てきた。
「あ、縁下」
縁下がいると言うことは第二体育館は男子バレー部が使っているのか。
「◯◯じゃん。なんだまたサボりか?」
「どう見ても部活の休憩中」
汗だくの体操着を見たら分かるでしょ。
縁下は冗談だよ、と笑った。
「ねえ、縁下」
「ん?」
「ありがとうね。昨日、背中押してくれて」
「◯◯が勇気を出したからだよ」
この男は、あくまでも自分はなにもしていないと言い張るつもりだ。
「縁下がどう思おうが、私は感謝しているから!休憩終わるから行くね」
本当はまだ少し休憩時間は残っているが、なんとなくこれ以上縁下と顔を合わせるのが恥ずかしくて、逃げるように体育館に戻った。