良いよ良いよも嫌のうち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーーおまけ(菅原side)ーー
俺のクラスには物静かな女子生徒がいる。
名前は◯◯●●。
物静かと言っても話しかければ笑顔で答えてくれるし、その笑った顔が可愛いと思った。
そんな彼女からは仕事を頼みやすい雰囲気が出ているのか、クラスの女子生徒から仕事を代わってと頼まれる場面を多々目にする。
断ればいいのに、◯◯は嫌な顔をせずに引き受ける。
1度だけ聞いたことがある。
なんで断らないのかって。
そしたら彼女、
「引き受けて事が丸く収まるなら、その方が楽だから」
って。
自己犠牲が過ぎる。
せっかく笑った顔が可愛いのに、笑顔になる機会が減ると思った。
だから俺は、
「断らないことによって◯◯が悲しむ方が嫌だけど」
なんて言ってしまった。
そのときの戸惑った◯◯の顔が忘れられない。
笑顔になってほしい、悲しんでほしくない。
今思えば俺は彼女に惹かれていたんだと思う。
そう思えば納得がいく発言。
だから、次に彼女が仕事を押し付けられるようなら助けよう。
俺はそう心に決めた。
俺のクラスには物静かな女子生徒がいる。
名前は◯◯●●。
物静かと言っても話しかければ笑顔で答えてくれるし、その笑った顔が可愛いと思った。
そんな彼女からは仕事を頼みやすい雰囲気が出ているのか、クラスの女子生徒から仕事を代わってと頼まれる場面を多々目にする。
断ればいいのに、◯◯は嫌な顔をせずに引き受ける。
1度だけ聞いたことがある。
なんで断らないのかって。
そしたら彼女、
「引き受けて事が丸く収まるなら、その方が楽だから」
って。
自己犠牲が過ぎる。
せっかく笑った顔が可愛いのに、笑顔になる機会が減ると思った。
だから俺は、
「断らないことによって◯◯が悲しむ方が嫌だけど」
なんて言ってしまった。
そのときの戸惑った◯◯の顔が忘れられない。
笑顔になってほしい、悲しんでほしくない。
今思えば俺は彼女に惹かれていたんだと思う。
そう思えば納得がいく発言。
だから、次に彼女が仕事を押し付けられるようなら助けよう。
俺はそう心に決めた。
8/8ページ