正義の面を被った狼
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ーーおまけ①(澤村side)ーー
目が覚めると、見慣れない天井だった。
ぼんやりとした朝の光が、薄いカーテン越しに差し込んでいる。
ここは、俺の部屋ではない。
それをすぐに理解したのは、横で、穏やかな寝息を立てて眠る●●さんの存在があったからだ。
そして何より、昨夜の出来事の一部始終を、俺は鮮明に覚えている。
酔いで記憶が曖昧、などという便利な逃げ道はなかった。
「……完全に、やってしまった」
頭を抱えたくなった。
もちろん、無理やりというわけではない。お互い、同意の上だった。
だけど、俺も●●さんほどではないが、酔っていたせいで、あんなにも理性を手放してしまった。
これでは、俺が誰彼構わず襲う人に思われてしまう。
警察官でありながら、市民の不安につけ込んだように見られるかもしれない。
それだけは、絶対に勘違いしてほしくない。
職権乱用と言われるかもしれないが、以前手に入れた連絡先を使って、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていけたらと思っていたのだ。
だから、彼女の告白に対して、何回も「酔っているから」や「吊り橋効果」だと遠回しに断ったのに。
彼女が煽るようなことを言うから。
いや、言い訳だ。
全ては俺の自制心が足りなかったせいだ。
ぼんやりと後悔にも似た感情で考えていると、●●さんがふいに目を開けた。
「んっ……大地さん?」
と、甘えるように呟き、そのまま俺の腕にすり寄ってきた。体温が心地よく伝わってくる。
「おはよう」
優しく挨拶をするも、彼女はそのまままた穏やかな寝息を立て始めた。
腕の中の、無防備な寝顔を見つめる。
まぁ、でも……遅かれ早かれ、こうなっていたのかもしれないな。
彼女の頭をそっと撫でながら、そう思った。
目が覚めると、見慣れない天井だった。
ぼんやりとした朝の光が、薄いカーテン越しに差し込んでいる。
ここは、俺の部屋ではない。
それをすぐに理解したのは、横で、穏やかな寝息を立てて眠る●●さんの存在があったからだ。
そして何より、昨夜の出来事の一部始終を、俺は鮮明に覚えている。
酔いで記憶が曖昧、などという便利な逃げ道はなかった。
「……完全に、やってしまった」
頭を抱えたくなった。
もちろん、無理やりというわけではない。お互い、同意の上だった。
だけど、俺も●●さんほどではないが、酔っていたせいで、あんなにも理性を手放してしまった。
これでは、俺が誰彼構わず襲う人に思われてしまう。
警察官でありながら、市民の不安につけ込んだように見られるかもしれない。
それだけは、絶対に勘違いしてほしくない。
職権乱用と言われるかもしれないが、以前手に入れた連絡先を使って、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていけたらと思っていたのだ。
だから、彼女の告白に対して、何回も「酔っているから」や「吊り橋効果」だと遠回しに断ったのに。
彼女が煽るようなことを言うから。
いや、言い訳だ。
全ては俺の自制心が足りなかったせいだ。
ぼんやりと後悔にも似た感情で考えていると、●●さんがふいに目を開けた。
「んっ……大地さん?」
と、甘えるように呟き、そのまま俺の腕にすり寄ってきた。体温が心地よく伝わってくる。
「おはよう」
優しく挨拶をするも、彼女はそのまままた穏やかな寝息を立て始めた。
腕の中の、無防備な寝顔を見つめる。
まぁ、でも……遅かれ早かれ、こうなっていたのかもしれないな。
彼女の頭をそっと撫でながら、そう思った。
