正義の面を被った狼
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澤村さんに支えられながら夜道を歩く。
「飲み過ぎですよ」
「飲まないとやってらんないのよ!」
帰ろうとして席を立つと、思っていたより酔っていたらしい。
まともに歩けなかった。
それを見かねた澤村さんが送っていきます、と肩を貸してくれた。
「ここ、ここ。私の家」
「オートロックじゃないんですね。部屋どこですか」
「101号室。その前にポスト」
酔った頭でポストのダイヤルキーを回す。
中には予想通り1通の手紙が入っていた。
「ほらこの手紙!これも私が家を出る前に入れて自作自演したとでも?」
「いや、俺は疑っていませんって」
「ふーん、まあ、どっちでもいいけどね!」
鍵を開けて部屋に入る。
澤村さんは私をベッドまで運んでくれて、ようやく離れた。
帰っちゃうのかな?そうだよね。
「他の手紙見せてください」
「鞄の中~」
私は最後の力で鞄を指差し、眠りに落ちてしまった。
ーーーー
朝になると、当たり前だが澤村さんの姿はなかった。
そしてストーカーからの手紙も。
代わりに1枚の置き手紙が置いてあった。
“鍵はポストに入っています。
手紙は少しだけお借りました。
何かあれば連絡してください。
090-××××-×××× 澤村”
プライベートな連絡先だろうか。
私は番号を直ぐに登録した。
「飲み過ぎですよ」
「飲まないとやってらんないのよ!」
帰ろうとして席を立つと、思っていたより酔っていたらしい。
まともに歩けなかった。
それを見かねた澤村さんが送っていきます、と肩を貸してくれた。
「ここ、ここ。私の家」
「オートロックじゃないんですね。部屋どこですか」
「101号室。その前にポスト」
酔った頭でポストのダイヤルキーを回す。
中には予想通り1通の手紙が入っていた。
「ほらこの手紙!これも私が家を出る前に入れて自作自演したとでも?」
「いや、俺は疑っていませんって」
「ふーん、まあ、どっちでもいいけどね!」
鍵を開けて部屋に入る。
澤村さんは私をベッドまで運んでくれて、ようやく離れた。
帰っちゃうのかな?そうだよね。
「他の手紙見せてください」
「鞄の中~」
私は最後の力で鞄を指差し、眠りに落ちてしまった。
ーーーー
朝になると、当たり前だが澤村さんの姿はなかった。
そしてストーカーからの手紙も。
代わりに1枚の置き手紙が置いてあった。
“鍵はポストに入っています。
手紙は少しだけお借りました。
何かあれば連絡してください。
090-××××-×××× 澤村”
プライベートな連絡先だろうか。
私は番号を直ぐに登録した。