正義の面を被った狼
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交番に着くと、この間とは違う警察官がいた。
私と同じ歳くらいの男性警察官。
歳が近いなら親身になってくれるかも。
「あの、すみません」
「はい、どうかしましたか」
「相談がありまして、嫌がらせの手紙がほぼ毎日ポストに入れられて……」
私は手紙を鞄から取り出した。
警察官が手紙を確認しようと手を伸ばすと、奥の部屋から別の警察官が出てきた。
「あれ、君この前も来てたよね」
前回対応してくれた警察官。この人も今日いたのか。
「前も言ったけど実害出てないんでしょ?こっちは何もできないの」
また悔しい思いをして帰らないといけないのか。
「それに、印刷された字に切手が貼っていない手紙。自作自演なんじゃないの?」
市民を守るための警察官に、なぜ自作自演だと疑われないといけないのか。
「あの、落とし物拾ったんですけど」
「そう言うことだから、君は帰った帰った。……………はい、お待たせしました。落とし物ですね」
手でシッシッとジェスチャーをされ、落とし物を拾った人の対応を優先されてしまった。
若い警察官は申し訳なさそうな顔をしていた。
そんな顔をしたって取り合ってくれないなら同罪だ。
「失礼しました」
警察なんか当にならない。
こうなったら早くお金をためて引っ越ししてやる。
私と同じ歳くらいの男性警察官。
歳が近いなら親身になってくれるかも。
「あの、すみません」
「はい、どうかしましたか」
「相談がありまして、嫌がらせの手紙がほぼ毎日ポストに入れられて……」
私は手紙を鞄から取り出した。
警察官が手紙を確認しようと手を伸ばすと、奥の部屋から別の警察官が出てきた。
「あれ、君この前も来てたよね」
前回対応してくれた警察官。この人も今日いたのか。
「前も言ったけど実害出てないんでしょ?こっちは何もできないの」
また悔しい思いをして帰らないといけないのか。
「それに、印刷された字に切手が貼っていない手紙。自作自演なんじゃないの?」
市民を守るための警察官に、なぜ自作自演だと疑われないといけないのか。
「あの、落とし物拾ったんですけど」
「そう言うことだから、君は帰った帰った。……………はい、お待たせしました。落とし物ですね」
手でシッシッとジェスチャーをされ、落とし物を拾った人の対応を優先されてしまった。
若い警察官は申し訳なさそうな顔をしていた。
そんな顔をしたって取り合ってくれないなら同罪だ。
「失礼しました」
警察なんか当にならない。
こうなったら早くお金をためて引っ越ししてやる。