思い出なんかいる
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消灯時間まで部屋でゆっくりしていると、
「●●ごめん、ちょっと出るね」
「私も」
「はいはーい、時間までには戻ってきてね」
彼氏がいる友達は全員出て行ってしまい、部屋に一人残された。
こう言うとき一人だと寂しく感じる。
侑は今何をしているのだろう。電話してもいいかな?
プルルルー… プルルルー…
「もしもし」
“なんや、●●。どないしたん?”
「部屋のみんな彼氏のところ行っちゃって暇だったから。侑は今何してるの?」
“これから定番の枕投げや!●●もこーへんか?”
「やんないよ。それじゃあ邪魔しちゃ悪いから切るね」
“ちょい待ち、今から大浴場近くの休憩所に集合な!ほな!”
侑はいつも急なんだから。
そんなことを思いつつも足取りは軽かった。
言われた通りの休憩所へ着くと侑は既に待っていた。
3台の自販機と長椅子が2脚、申し訳程度に観葉植物が置いてある簡素な休憩所。
「枕投げはよかったの?」
「ん?ああ………。ちょっと座ろうか」
促されるまま侑の隣……空間をひとつ空けて座った。
「今日は色々見て回ったな」
「そうだね」
「疲れたか?」
「うん、でも心地良い疲れだよ」
侑は世間話をするために呼び出したの?
私としては会えて嬉しいけど。
「来る前はなんで東京なんかにって思っとったけど、●●のお陰で充実したわ、ありがとー」
「こちらこそ」
侑は満面の笑みで笑った。
「今日1日楽しかったから、俺からのお礼や」
そう言うと侑は自販機のカフェオレを奢ってくれた。
「コーヒーの方が良かった」
「なんやて!」
「嘘嘘、カフェオレ好きだよ」
こう言う“好き”は簡単に言えるのにな。
そんなことを考えながらカフェオレに口を付けた。
「●●ごめん、ちょっと出るね」
「私も」
「はいはーい、時間までには戻ってきてね」
彼氏がいる友達は全員出て行ってしまい、部屋に一人残された。
こう言うとき一人だと寂しく感じる。
侑は今何をしているのだろう。電話してもいいかな?
プルルルー… プルルルー…
「もしもし」
“なんや、●●。どないしたん?”
「部屋のみんな彼氏のところ行っちゃって暇だったから。侑は今何してるの?」
“これから定番の枕投げや!●●もこーへんか?”
「やんないよ。それじゃあ邪魔しちゃ悪いから切るね」
“ちょい待ち、今から大浴場近くの休憩所に集合な!ほな!”
侑はいつも急なんだから。
そんなことを思いつつも足取りは軽かった。
言われた通りの休憩所へ着くと侑は既に待っていた。
3台の自販機と長椅子が2脚、申し訳程度に観葉植物が置いてある簡素な休憩所。
「枕投げはよかったの?」
「ん?ああ………。ちょっと座ろうか」
促されるまま侑の隣……空間をひとつ空けて座った。
「今日は色々見て回ったな」
「そうだね」
「疲れたか?」
「うん、でも心地良い疲れだよ」
侑は世間話をするために呼び出したの?
私としては会えて嬉しいけど。
「来る前はなんで東京なんかにって思っとったけど、●●のお陰で充実したわ、ありがとー」
「こちらこそ」
侑は満面の笑みで笑った。
「今日1日楽しかったから、俺からのお礼や」
そう言うと侑は自販機のカフェオレを奢ってくれた。
「コーヒーの方が良かった」
「なんやて!」
「嘘嘘、カフェオレ好きだよ」
こう言う“好き”は簡単に言えるのにな。
そんなことを考えながらカフェオレに口を付けた。