思い出なんかいる
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「●●ー!お風呂行こうよ」
ホテルをチェックインし夕食を済ませた後、友達と大浴場へ向かった。
「●●、中々良い物をお持ちで」
「見せる相手いないから宝の持ち腐れよ」
湯船に浸かりながら友達と女子トーク。
「好きな人いないの?」
「いるよ」
ずっと好きだった、侑。
でも、関係が壊れるくらいなら今のままで良い。
「結ばれるといいね」
「ありがとう」
髪の長い友達は乾かすのに時間がかかるから、と先にお風呂から出た。
私はもう少しゆっくりしていこう。
ーーーー
お風呂から出ると、侑とばったり会った。
「●●も今出たところか?」
ゆったりとした部屋着、セットされていない髪。
とても新鮮な侑の姿。
髪はまだ湿っていて、水気を帯びていた。
悔しいけど水も滴るいい男。
でも、そんなことを言うと調子に乗るのが目に見えているので、絶対に言ってやらない。
私は首に掛けていたタオルで侑の髪をガシガシと拭いてやった。
「ちゃんと乾かしなよ」
「ちょ、●●!てか、なんちゅータオル使ってんのや」
「あーこれ?面白いでしょ」
黒地に金字で“思い出なんかいらん”とプリントされたタオル。
侑が所属しているバレー部の横断幕と同じデザイン。
「作ったんか?」
「そうそう、誰が一番面白いタオル作れるか勝負しようって話になってて」
「ふーん……じゃなくて、いるいる!修学旅行は思い出を作る場所や!」
「アハハ」
想像通りの侑の反応に満足した。
ホテルをチェックインし夕食を済ませた後、友達と大浴場へ向かった。
「●●、中々良い物をお持ちで」
「見せる相手いないから宝の持ち腐れよ」
湯船に浸かりながら友達と女子トーク。
「好きな人いないの?」
「いるよ」
ずっと好きだった、侑。
でも、関係が壊れるくらいなら今のままで良い。
「結ばれるといいね」
「ありがとう」
髪の長い友達は乾かすのに時間がかかるから、と先にお風呂から出た。
私はもう少しゆっくりしていこう。
ーーーー
お風呂から出ると、侑とばったり会った。
「●●も今出たところか?」
ゆったりとした部屋着、セットされていない髪。
とても新鮮な侑の姿。
髪はまだ湿っていて、水気を帯びていた。
悔しいけど水も滴るいい男。
でも、そんなことを言うと調子に乗るのが目に見えているので、絶対に言ってやらない。
私は首に掛けていたタオルで侑の髪をガシガシと拭いてやった。
「ちゃんと乾かしなよ」
「ちょ、●●!てか、なんちゅータオル使ってんのや」
「あーこれ?面白いでしょ」
黒地に金字で“思い出なんかいらん”とプリントされたタオル。
侑が所属しているバレー部の横断幕と同じデザイン。
「作ったんか?」
「そうそう、誰が一番面白いタオル作れるか勝負しようって話になってて」
「ふーん……じゃなくて、いるいる!修学旅行は思い出を作る場所や!」
「アハハ」
想像通りの侑の反応に満足した。