好きな人は誰ですか
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ーーおまけ(二口side)ーー
教室の入り口で1年生女子がキョロキョロしているかと思えば、俺の名前を呼んできた。
「二口先輩、あの……時間があればお昼休みに実技室横の空き教室に来てくれませんか!」
内容は大方予想付く。
面倒だしこの場で断っても良かったが、公開失恋はこの子にトラウマを与え兼ねない、とせめてもの良心で快諾した。
◯◯がまだ来ていないのが救いだ。
てか、今日は来るだろうな。
あいつがいないと学校がつまらない。
ーーーー
空き教室に来たのはいいが、隣の実技室で◯◯の補習があるんじゃ……。
勘違いされたくないから、いっそうのこと聞こえる声で振ってやろうか。
しかし、中々要件を言わないこの子。
振るに振れない。
「用があるなら早く話してくれない?」
「あの、私、二口先輩のことが……好きです!」
その言葉と同時くらいに隣の教室のドアが開く音がした。
「ごめん。俺、好きなやつがいるから、アンタとは付き合えない」
◯◯に聞こえたか、勘違いしていなければいいが。
教室の入り口で1年生女子がキョロキョロしているかと思えば、俺の名前を呼んできた。
「二口先輩、あの……時間があればお昼休みに実技室横の空き教室に来てくれませんか!」
内容は大方予想付く。
面倒だしこの場で断っても良かったが、公開失恋はこの子にトラウマを与え兼ねない、とせめてもの良心で快諾した。
◯◯がまだ来ていないのが救いだ。
てか、今日は来るだろうな。
あいつがいないと学校がつまらない。
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空き教室に来たのはいいが、隣の実技室で◯◯の補習があるんじゃ……。
勘違いされたくないから、いっそうのこと聞こえる声で振ってやろうか。
しかし、中々要件を言わないこの子。
振るに振れない。
「用があるなら早く話してくれない?」
「あの、私、二口先輩のことが……好きです!」
その言葉と同時くらいに隣の教室のドアが開く音がした。
「ごめん。俺、好きなやつがいるから、アンタとは付き合えない」
◯◯に聞こえたか、勘違いしていなければいいが。
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