好きな人は誰ですか
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「◯◯●●、無事に復活しました!」
教室に入ると真っ先に二口の元へ駆けつけて元気アピールをした。
「朝から騒がしいやつ」
「朝から元気のない二口君、君には昨日のお礼にお昼に購買パンを奢ってあげよう」
お昼ご飯を誘うのは照れくさいけれど、これなら自然でしょう。
そう思っていたのに、
「悪い、昼は用事がある」
「そ、そっか。それは残念だなー」
「◯◯も休んだ分の授業の補填が昼休みにあるんじゃないのか?」
「えー、嫌すぎる」
断られたあげく、聞きたくなかった現実。
そうだよね、専門科目の実技は家でできないもんね。
それにしても用事ってなんだろう。
部活か委員会の集まりかな?
考えながら自席へ着くと、後ろの席のさっちゃんが話しかけてきた。
「●●ちゃん、今来たから知らないと思うけど…………」
そう話を切り出し、続きは誰にも聞こえないように耳打ちをしてきた。
“二口君、1年生の女の子とお昼に会う約束をしていたよ”
「えっ…………」
その言葉を直ぐには理解できなかった。
私が二口に対しての気持ちを自覚したばかりなのに、こんな仕打ちは酷い。
その後もさっちゃんはこんな子だった、あんな様子だった、と教えてくれたけど、その言葉は私の耳に全く入ってこなかった。
教室に入ると真っ先に二口の元へ駆けつけて元気アピールをした。
「朝から騒がしいやつ」
「朝から元気のない二口君、君には昨日のお礼にお昼に購買パンを奢ってあげよう」
お昼ご飯を誘うのは照れくさいけれど、これなら自然でしょう。
そう思っていたのに、
「悪い、昼は用事がある」
「そ、そっか。それは残念だなー」
「◯◯も休んだ分の授業の補填が昼休みにあるんじゃないのか?」
「えー、嫌すぎる」
断られたあげく、聞きたくなかった現実。
そうだよね、専門科目の実技は家でできないもんね。
それにしても用事ってなんだろう。
部活か委員会の集まりかな?
考えながら自席へ着くと、後ろの席のさっちゃんが話しかけてきた。
「●●ちゃん、今来たから知らないと思うけど…………」
そう話を切り出し、続きは誰にも聞こえないように耳打ちをしてきた。
“二口君、1年生の女の子とお昼に会う約束をしていたよ”
「えっ…………」
その言葉を直ぐには理解できなかった。
私が二口に対しての気持ちを自覚したばかりなのに、こんな仕打ちは酷い。
その後もさっちゃんはこんな子だった、あんな様子だった、と教えてくれたけど、その言葉は私の耳に全く入ってこなかった。