きっかけは突然に
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「はっ!!」
勢いよく起き上がった。
やってしまった。
いくら面識があるとは言え、初めて会話した人の家で寝落ちとか。
二口さんは?今何時?今日の講義は……午後からだっけ?
服は!……ちゃんと着ている。
それにいつの間にかベッドに移動している。
二口さんが運んでくれたのか。
それ以外ありえないけど。
寝ぼけた頭をフル回転させる。
取り敢えず辺りを見渡すと、二口さんはいなかった。
そりゃあ平日だもん。仕事だよね。
スマホを探し出して時間を確認すると朝の10時を示していた。
それと、親からの今どこにいるの、と連絡が入っていた。
心配させないように、友達の家に泊まったっと遅ればせながら返事を送った。
友達……でいいのかな。
「あれ……?」
ふとローテーブルに手紙が置かれていることに気が付いた。
“仕事に行ってきます。
好きなだけいてもらって構いません。
鍵はポストに入れておいて下さい。 二口”
二口さんの字……。
決して綺麗ではないけれど、丁寧に書こうとしたことが伺える。
「ふふふ、不用心だな」
私が不審者なら貴重品盗られていたぞー。
まあ、私もバイト先知られているから逃げられないけど。
そもそも盗るつもりも、逃げるつもりもないけれど。
えーっと、何か書くものはないかな。
「あった、あった」
テーブルの下に転がっていたペンを拾い上げて、手紙の空いているスペースに返事を書いた。
“寝ちゃってごめんなさい。
午後から講義があるので帰りますね。
お仕事頑張ってください。 ◯◯”
下の名前も書いておこうかな。
制服の名札には名字しか書いていないし、私ばかり二口さんの名前を知っているのは不公平だから。
「これでよし」
洗面所で顔だけ洗って、私は二口さんの家を後にした。
勢いよく起き上がった。
やってしまった。
いくら面識があるとは言え、初めて会話した人の家で寝落ちとか。
二口さんは?今何時?今日の講義は……午後からだっけ?
服は!……ちゃんと着ている。
それにいつの間にかベッドに移動している。
二口さんが運んでくれたのか。
それ以外ありえないけど。
寝ぼけた頭をフル回転させる。
取り敢えず辺りを見渡すと、二口さんはいなかった。
そりゃあ平日だもん。仕事だよね。
スマホを探し出して時間を確認すると朝の10時を示していた。
それと、親からの今どこにいるの、と連絡が入っていた。
心配させないように、友達の家に泊まったっと遅ればせながら返事を送った。
友達……でいいのかな。
「あれ……?」
ふとローテーブルに手紙が置かれていることに気が付いた。
“仕事に行ってきます。
好きなだけいてもらって構いません。
鍵はポストに入れておいて下さい。 二口”
二口さんの字……。
決して綺麗ではないけれど、丁寧に書こうとしたことが伺える。
「ふふふ、不用心だな」
私が不審者なら貴重品盗られていたぞー。
まあ、私もバイト先知られているから逃げられないけど。
そもそも盗るつもりも、逃げるつもりもないけれど。
えーっと、何か書くものはないかな。
「あった、あった」
テーブルの下に転がっていたペンを拾い上げて、手紙の空いているスペースに返事を書いた。
“寝ちゃってごめんなさい。
午後から講義があるので帰りますね。
お仕事頑張ってください。 ◯◯”
下の名前も書いておこうかな。
制服の名札には名字しか書いていないし、私ばかり二口さんの名前を知っているのは不公平だから。
「これでよし」
洗面所で顔だけ洗って、私は二口さんの家を後にした。
