俺が一番
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
連れてこられた場所は男子バレー部の部室。
「よく鍵なんて持ってたね」
「主将ですから」
そう言って、誇らしげにバレーボールのキーホルダーが着いた鍵を見せてきた。
「それでさ、話しの続きなんだけど……俺は●●のことが好きだけど、お前はどうなんだよ」
そんなの、答えは決まっている。
「私は…………私も二口のことが好き!」
「やっぱりな」
自信満々に笑う二口。本当にどこまで自信過剰なのか。
「やっぱりって………振られていたらどうしていたのよ」
「この俺だぞ?振るやつなんかいるかよ」
「一次予選落ちたくせに……」
面白くなくて、ボソッと言った。
「なんか言ったか?」
「なーんにも?」
「そーかよ」
ちょっとだけ不貞腐れたような二口。
可愛い。
そんなことを思っていたら、
「あ、●●、髪に何か付いているぞ」
ゴミを取ろうと手を伸ばしてきた二口。
「取れたぞ」
「あ、ありがと」
それよりもこの距離……近すぎ。
ゴミは取れたはずなのに全然離れようとしない。
むしろ近づいている。
「ふ、二口?!」
私は思わずキュッと目を閉じた。
しかし、やってきたのはおでこの痛み。
「痛っ」
デコピンされた。
「ばーか。こんなところでキスするかよ」
なんだ、してくれないのか。残念。
「するときはちゃんとした場所ですげぇーのしてやるから」
「すげぇーの………」
ってどんなのだろう。
「今、エロいの想像しただろ」
「し、してないし!」
少ししか。
「まーいいけど。ほら行くぞ」
私の手を取った二口は部室を出て、みんなの待っている運動場へと向かった。
今から楽しい後夜祭だ。
後夜祭で盛り上がった後の告白で付き合うと別れないと言うジンクスがあるけど、順番が前後した私たちも対象なのかな?
それは誰にも分からない。
ーーFinーー
「よく鍵なんて持ってたね」
「主将ですから」
そう言って、誇らしげにバレーボールのキーホルダーが着いた鍵を見せてきた。
「それでさ、話しの続きなんだけど……俺は●●のことが好きだけど、お前はどうなんだよ」
そんなの、答えは決まっている。
「私は…………私も二口のことが好き!」
「やっぱりな」
自信満々に笑う二口。本当にどこまで自信過剰なのか。
「やっぱりって………振られていたらどうしていたのよ」
「この俺だぞ?振るやつなんかいるかよ」
「一次予選落ちたくせに……」
面白くなくて、ボソッと言った。
「なんか言ったか?」
「なーんにも?」
「そーかよ」
ちょっとだけ不貞腐れたような二口。
可愛い。
そんなことを思っていたら、
「あ、●●、髪に何か付いているぞ」
ゴミを取ろうと手を伸ばしてきた二口。
「取れたぞ」
「あ、ありがと」
それよりもこの距離……近すぎ。
ゴミは取れたはずなのに全然離れようとしない。
むしろ近づいている。
「ふ、二口?!」
私は思わずキュッと目を閉じた。
しかし、やってきたのはおでこの痛み。
「痛っ」
デコピンされた。
「ばーか。こんなところでキスするかよ」
なんだ、してくれないのか。残念。
「するときはちゃんとした場所ですげぇーのしてやるから」
「すげぇーの………」
ってどんなのだろう。
「今、エロいの想像しただろ」
「し、してないし!」
少ししか。
「まーいいけど。ほら行くぞ」
私の手を取った二口は部室を出て、みんなの待っている運動場へと向かった。
今から楽しい後夜祭だ。
後夜祭で盛り上がった後の告白で付き合うと別れないと言うジンクスがあるけど、順番が前後した私たちも対象なのかな?
それは誰にも分からない。
ーーFinーー
7/7ページ